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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

もし「少年漫画でも何でも『ファンレター』は圧倒的に女性が多い」としたら、その『理由』は何か?




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少年漫画でも、ファンレターを送る人の比率は圧倒的に女性らしい バクマン。より
これぐらいあるので、漫画に対して「ファンレター」を送る比率は、女子が男子に比べ圧倒的に多い、は事実としていいだろう。
それは「読者層の比率を反映している」だったら話は終わるのだが、むろんそうではない。
では、「それはなぜか?」である。


【以下は、全部なんの証拠もない、机上の仮説である】
・発達の速さ(スピード)で、女子の精神的・肉体的成長・成熟は思春期前は男子より速い。ファンレターという文章を書いて、それを能動的に作者や編集部に送る、ある種知的な行為に必要な成熟が早いので
・お手紙を書く、という文化が、友達同士の日記交換や手紙を教室内で交換する・回すという女子の中での文化、あそびによって親しみやすい
・そういう読む・書くという文化一般が、女子は社会から推奨されがち。男子は逆に「体を動かして外で遊べ」的な推奨を社会的な雰囲気からおしつけられがち。そこで手紙への親しみ、本への没入の親しみに格差ができる
・物語への、あるいは登場するキャラクターへの熱烈な思い、憧れというのを、「恋愛が興味の中心でしょ」と社会から思われがちで、その文化に接触させられる機会が多い女子は持つことになりがち。
・その逆?物語は愛するけど、そこには作者がいて、そこに応援や要望を届ければ効果的だろう、というメタな視点を女子は社会からより多く持たされている‥‥??(一つ前の仮説と矛盾するとは思うんだが、そもそもファンレターってどっちの気分で送るんだろう?物語の人物をまるで現実にいるかのように熱狂する層か/物語には作者がいて、その人が話もキャラも作っていると強く認識してる層か…)


こういう男女差にテストステロンだのへちまだの、そういう生物学的議論を持ち込むのは最終局面というか、そういうエビデンスが出てからでいいだろう。
ぜんぶ社会状況、文化の差で考えた。(ああ、最初のはちょっと生物学的議論があるか)

これが社会的・文化的に男女の格差や違いがなくなれば、出版社にファンレターを送る男女比もかぎりなく5:5に近づくのだろうか。それはわからない。
ちなみに、こういうふうに表面上に現れる数字と実際の数に乖離がある時は補正を行う、というのは普通の選挙情勢調査でもやっていて、たとえば公明党支持層は、事前調査の時に5%は低く出る、という経験則があったら、その部分を補正して情勢分析します。ファンレターは9:1で女性が多いけど、実際の読者層はそうではない、というデータがあったら、ファンレターにある要望希望の反映も「補正」は行われるでしょう。