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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

日本人対決多かった7月「RIZIN」見て思うこと

今回はGyao!での生配信を見ることができた(時々画像が固まったのはちょっと困るな…)。 今回の軸となった、ライト級やバンタム級での日本人同士の潰し合い、見えないトーナメントと言うか見えないランキング争奪戦…は超面白かったけれど、ただ国際戦も含めて応援する側、どちらかと強いてあげればこっちを選ぶ、というような選手がかなりの割合で負けてしまい、そういう点では溜飲の下がらない大会だった。

元谷友貴。あんだけテイクダウンされてしまってはねえ、 いくら下からの攻めや切り返しての再度の立ち、そして打撃戦では多少優位を保ってたとはいえ、判定負けになるでしょう。
あの試合見たら、テイクダウンというのは基本的に奪われるものなんだな、という初期 UFC みたいな感想を持ってしまう。それぐらい扇久保のテイクダウン力は高いんだろうけど、それにしても成功率が7、8割ぐらいだったんじゃないかなあ。そんな試合は最近滅多に見ないのでね…
佐々木憂流迦。こっちも打撃戦ではわずかに有利だったはずだが、一発当たってひっくり返されてしまった。 その前のテイクダウンも簡単には奪えなかったし、どうなんでしょうね。

矢地祐介。これも完敗。自分は朝倉兄弟が、例えばこれから世界に伍して例えばRIZIN内であっても世界タイトルを取れるかどうか、世界の強豪が交じったトーナメントで優勝できるか、と言うと少々懐疑的なんだけれども、それでも番付的には矢地の上になったということで、RIZINのエースということになるんだろう(階級は元に戻した方がいいと思うので、その辺の兼ね合いも問題となってくるかもだが)。

今度は水垣偉弥も参戦するだろうし、石原夜叉坊はどうなのかな?。この辺の星の潰し合いは今後も少し続いていくだろうけど、負けた方はもう1回価値の再建もしなければいけない。

ロードトゥ堀口恭司や、 ベラトールとの対抗戦などもあるのだろうか。

また、自分が認識できている、思い入れが深い2000年代(ゼロ年代)ファイターが、ちょっと顔や名前の記憶が曖昧な「テン年代ファイター」に世代交代していくんだろうな、ということも思うのでした。

GONG(ゴング)格闘技 2019年9月号

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