堀口恭司vs神龍誠はノーコンテスト。文句は言えねぇ…文句は言えねぇが…
超RIZIN.2（Bellatorパート）
— KAKUTOLOG📶プロレス/格闘技カクトウログ (@kakutolog) July 30, 2023
第4試合
Bellator世界フライ級王座決定戦
5分5R
堀口恭司vs.神龍誠
偶発的な堀口のサミングにより神龍が目を負傷。これで試合はノーコンテスト。
1R25秒 ノーコンテスト#超RIZIN2 #神龍誠 #堀口恭司pic.twitter.com/pgYV4WPcPY
偶発のサミング（アイポーク）があった。
だから無効試合になる。
すべての格闘技試合において、あるかもしれないリスクである。
そうなったら試合が中断され、終了のゴングが鳴るのは当然で……。
そこにNOを言ったらおしまいである。
だが、その理とは別に、「楽しみにしていた試合が実質行われなかったも同然」であることはまったく変わらないのだから、残念に思うこと自体はまた当然なのである。
残念が過ぎる。
角膜の傷がそれほどに長引くとは思えないので、秋や…あるいは大晦日に再戦が組まれるかもしれない。
大一番が、偶発的な事故で無効試合になり、別の大会で決着戦があるとしたらミルコ・クロコップvsヒョードルや、青木真也vsJZ・カルバンを思い出すな。
鈴木千裕、アップセット。「番付、ランキング」はこれで動くだろうけど、たぶん実体の反映ではない…と思う
自分、配信を都合によって中断したり、途中で進ませてるのを繰り返してたら、この試合だけすっぽり飛ばしてしまい、その後「榊原社長の総括」でネタバレされた後に見てしまった。いや、俺のせいだよな。
ただ、人の言う「所英男ｖｓアレクシャンドリ・フランカ・ノゲイラ以来の番狂わせ」なのだけど、個人的には鈴木千裕の評価を下げもしないし上げもしない。当たればこうなることもあるだろうな、ぐらい。
ただ、この実績もあるからクレベルコイケ、朝倉未来、斎藤裕、牛久絢太郎、金原正徳らで構成する「RIZINフェザー級Aランカー（実質）」に、クレベルに負けてもそのまま所属できるんだろうと思う。その入れ替え戦として次回「牛久vs萩原京平」があるけど、鈴木はｖｓ外敵か、Aランク同士の試合であるべきだろうと思う。
なお真嶋、中原は本来Ａランクなのだろうけど、鈴木と逆に不運の黒星により入れない、との見立て。
ただどっちにしても、個人的には鈴木千裕の試合にはあまり興味が……これは個人の好みですよ、あくまで。
アーチュレッタ、戴冠
おそらく朝倉海戦も、出会いがしらのビッグヒットが無ければ同じような形だったんじゃなかろうかい、だ。
結局寝技それ自体よりも、テイクダウンにもっていく「勢い」のほうが重要なのと、相手がそれでも必死で立ったら、そこからすかさず連続でのテイクダウンを仕掛けるスタミナ。
これは以前から「朝倉海ｖｓ太田忍」を推していたのと同じで……太田については別の形、別の記事で詳述。
あとは「深追いしない」。その結果として「判定決着」になるが、それをやれるスタミナへの「自信」があるという。あと「フィニッシュ、ＫＯしないとだめだよ」という五味隆典チックな押し付けを「俺はそういう、相手を沼、海の底に引きずり込むタイプ！」とセルフブランディングすることで、対抗できるってこともある。
さて、誰を挑戦者としますかな…ってか、ベラトール買収する新経営陣は、今後もこの提携を継続してくれんの？
あと、アーチュレッタはまだ日本滞在してるのかな？関係ないけど
イゴールタナベの試合で思い出す「異種格闘技戦」のすばらしさ
最後のフィニッシュ、「あれ？どっちがどっちに仕掛けてるんだ？」と思った瞬間、ゴングが鳴った。「ひょっとして、阿部がタナベを極めた？こんなこともあるんかな？」と思うぐらいだった。いや本当に一瞬の極めで……
で、そんなサブミッションマスターが、打撃は素人目にもわかるシロートっぽさで……で、こういう弱点と長所が両方あからさまに突出してるファイターは、いまや少数派に属する。普通は「何でもできた上で、何かが突出している」がデフォなんで。
そしてこういうの同士が闘う、それがまさに初期UFCやVTJやPRIDEがやっていた「異種格闘技戦」の面白さ。極東ガラパゴスのRIZINなら、こういう面白さを保存できるかな、と思いました。でもイゴールタナベが弱点を克服するほうが早いのかな…。
あとは別記事にて。
