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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「きのう何食べた?」レシピ本に載ってた、よしながふみ先生インタビューをメモ化…「きのう親にレシピ聞いた?」

公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~

公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
10万部突破!! 『きのう何食べた?』のレシピ本が続々重版!

2007年より『モーニング』(講談社)にて連載されている、よしながふみの人気漫画『きのう何食べた?』が、西島秀俊内野聖陽のダブル主演で待望のドラマ化。オフィシャルブックとして、ドラマガイドはもちろん、劇中に登場する料理レシピを収録した一冊を発売する。

几帳面で倹約家の弁護士・筧史朗(シロさん)と、明るい性格で人当たりのよい美容師・矢吹賢二(ケンジ)。恋人同士の二人が2LDKのアパートで暮らす日常が描かれる。一ヵ月の食費を(二人で)25000円以内と決め、特売の食材などで安く、でも美味しい料理を作り上げるシロさん。彼の料理があり食卓を囲むからこそ、会話がはずみ愛情も深まる。

本書では、ドラマに登場した料理レシピを原作漫画のエピソードとともに紹介。どこの家庭にもあるような調味料や食材を使って、時間をかけず手軽に食卓を充実させてくれるレシピが満載。恋人が、そして家族が、笑顔で食べてくれる姿を想像しながら腕を振るいたい。

に載っていた、よしながふみ先生インタビューから、気になったところをメモ。
ほとんどは自己流要約。一部は丁寧に引用。

・ゴールデンタイムの45分ものにするには1話ごとのドラマ性がやや薄くて難しいだろうから深夜ならではの30分というわけで一食ぶんのメニューを軸に据えるというやり方は一番しっくりくる

・メインキャストの二人はお話を聞いて豪華すぎる組み合わせとクラクラしてしまいました。

・西島さんが腕をまくって料理をされている姿は美しくてそれだけで絵になる。内野さんと最初にお会いした時、内野さんの方からケンジについて細かく質問してくださった。

・漫画で紹介しているレシピはどれも自分が実際に作ったもの。元々高校生の頃から料理していた。漫画家になってからは料理が仕事の合間の逃避行動になっている(笑)

・昔は時間をかけてのんびり作っていたが「きのう何食べた?」を描くようになってから段取りよく作るスピードアップをやりました。

・連載開始直後は自分の好みで和食中心だったが、巻が進むにつれてバラエティが拡大。あと料理を作っている人なら常識的ともいえる情報も、初心者向けに入れるようになった(果物と砂糖だけでジャムが作れるなど)

・1話ごとの献立は季節感、旬の食材、シロとケンジのどちらが作るか、コミックにした時のメニューのバランス(1巻ごとに必ずスイーツを入れるようにした)などを考えている。

・副菜を、材料は一つか二つワンステップか、2ステップでできるものにというのを基本にしています。自分がこの作品を書くようになったのは「漫画でメイン料理1品だけでなく副菜まで紹介したい」と思ったからという経緯があります。

・自分もそうですけど献立のメインはすぐに決まっても副菜に悩むことが多い。だからそういう人たちに向けて手早く作れて美味しい副菜を紹介していきたい。だから派手なメイン料理より煮るだけでできる「長ネギのコンソメ煮」などのほうが実は渾身のメニュー(笑)

・今15巻まで刊行していますが読み返すと料理は調味料にも流行があると実感しています。
シンガポールチキンライス、塩麹…。ズッキーニなど昔は高かった食材が今は安くなってるなんてこともありますね。そういう事が自ずから作品に表れます

母親から聞いたレシピが、作品に生かされているということ

そして、この話がちょっと感銘を受けたので丁寧に引用しよう。

最近では母の得意料理を自分でも作れるようにこの漫画でレシピに落とし込んでいます。漫画に登場する玉ねぎを炒めないハンバーグや、シフォンケーキはどちらも母のレシピです。
皆さんも覚えがあるかと思うのですが、実は母親の料理こそ、手順や味付けなどを改めて習う機会がなかなかないんですよね。母にとっても手取り足取り人に教えるより自分で作ったほうが早いですから。
「いつか母から、ちゃんとレシピを聞いておかなきゃ」と思っていた料理が色々あったので、「漫画で描くから教えて」とあれこれ聞いています。そうすると「この時には混ぜすぎない方がいいのよ」とか、ちょっとしたコツも一緒に教えてもらえるので漫画的にも私的にもありがたい。

この部分が、ドラマの中で、母親とシロさんが一緒にから揚げや、お節料理にプラスした…なんだっけ?を作る話に結実したのだろうか。


自分の亡父も、なかなかに旨い料理を作っていたが、レシピはだいたい手順を見てて、わかるものが多いが、正式に聞いて書き残したり、映像や音声が残っているものはない。
健在の母親の料理ももちろんだ。
よしなが先生に「マンガのネタにするから、〇〇の作り方教えて!」とねだられる母親は、やや得意げかもしれない。それでも表面は「やれやれ面倒だわね」ととりつくろったりするかもな、などと勝手に心境を想像してしまう。

これを読んだ、そこの貴方、親御さんから、自分の好きなあの料理のレシピ、聞いて記録したことがありますか…?

「きのう親にレシピ聞いた?」というタイトルをここで推奨したい。

きのう何食べた?(1) (モーニングコミックス)

きのう何食べた?(1) (モーニングコミックス)