INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

『「1984年のUWF」、実は表紙のスーパータイガーの写真は実在していない。当時、オープンフィンガーグローブは使われていないから』…あっ!!

1984年のUWF」、あれはどうも語りたくなる性質のノンフィクションなようで、さまざまなところにさまざまに感想が書かれている。


あとで、その一覧でも作りたいけど、感想のほか、プロモーション企画の一環として対談やインタビューなども数多かった。
その中で、表紙のイラストを描いた寺田克也氏と、柳澤健氏の対談が掲載された。

MMAファイター」の理想像としてのスーパータイガーを描きたかった http://bunshun.jp/articles/-/1319 #UWF #プロレス #スーパータイガー

そこで、見逃せない一節が!

オープンフィンガーグローブとレガース

Y 最初、もともとカバーに使う予定だった、モブの絵が来た時に「ちょっとこれ、分かりにくいなあ」と思って。で、どうしようかと、寺田さんとやりとりする中で「たとえば、スーパータイガーオープンフィンガーグローブとレガースを付けているってどうですかね」というやりとりから、寺田さんが「それ、いいですね」と反応してくださった。

T やっぱり佐山さんあってのUWFというのはありますからね。


華麗でスピード感に溢れたタイガーマスク©原 悦生
Y オープンフィンガーグローブとレガースについて説明しますね。もともと第1次のユニバーサルの時に、佐山聡と山粼一夫がレガースとシューティングシューズを履いていたんです。で、それから郄田伸彦が履くようになって、まもなく前田日明が履くようになって、という流れがあったんですね。実はこの本のカバーイラスト、佐山のスーパータイガーは実際にこういう写真や映像があるわけではない。というのはユニバーサルにしても新生UWFにしても、オープンフィンガーグローブは付けていないから。素手だから。このイラストは、佐山聡という人の脳内にあった「MMA総合格闘技)ファイター」としての理想像なんですね。

なあにいいいいいいいいいいいい!!!!!
くっ、たしかに・・・・・・
だがね、ぼかあクヤシイよ。
気づかなかったよ。
トリックにかけられたよ。
気づいてましたか、みなさん。

推理小説で「やられた!」というときのように、あとをひくくやしさです。
自分だけが味わうのも腹が立つので、まだ気づいてない読者のためにお知らせする。
知ってましたか、皆さん。


1984年のUWF

1984年のUWF