INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「空気読まない」「几帳面過ぎる」とかは、何が「個性」でどこから「病気」なの?…という兼ねての疑問を語ってくれた人気エントリ(シロクマの屑籠)

上の話につづいて。

「よく発達した発達障害」の話 - シロクマの屑籠 http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20161018/1476751839


……ここ十年ぐらいで「発達障害」という言葉はすっかり普及し、そのせいもあってか、外来で「自分が発達障害かどうか調べて欲しい」という相談を受けることも増えた。
(略) 
 発達障害という名称が世間に広まると同時に、精神科医発達障害と診断する頻度もだいぶ増えた。過去に他の病名をつけられていた人に正しい病名をつけられるようになったわけだから、これは「進歩」と言って良いのだろう。
 
 そうやって、ちょっと前なら異なる病名をつけられていたであろう人々を発達障害と診断する状況になって、気づいたことがある。それは、「病院で発達障害と診断する基準に当てはまるような人が世間にはたくさん埋もれていて、そのなかには、うまくやっている人もかなり多い」ということだ…。

また、自分のブクマを紹介するか。
http://b.hatena.ne.jp/entry/304769664/comment/gryphon

よしながふみきのう何食べた?」最新回は、とある登場人物の「無神経発言」で話が展開するのだが、個性か病気か判らん。


http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120429/p3
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120924/p4

にて、そんな話書きました。

自分、ブクマでしょっちゅう自分の過去記事を「宣伝」させてもろうてるが、何しろ12年もやっていると、自分の興味、関心の範囲は大抵一度以上はテキストにしている。
ブクマする時点で、何かの関連記事は必ずあるので、そこは許されよ。

で、今回の話はほんとにドンピシャやねん。
「個性」と「病気」(ここには所謂「マインドコントロール」や「中毒」も含む)の違いってどこからなの? 「病気」の場合、「行動の(自己)責任」はどこから問えるの?
という話ですね。それを当方、マンガの極端なキャラクターを念頭に置きながら、以前から気になっていました。

■個性か病気か選択か。「新型うつ」「マインドコントール」「ギャンブル依存症」…etc(前編)http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120429/p3
  
とよ田みのるラブロマ」新装版発売。〜ところでこの作品、こう読むことは可能? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120924/p4
  
■万引きは「病気」じゃないか、という話…からいろいろ話題は広がる。http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130110/p3 
 
オセロ中島氏を含め、やっぱり「マインドコントロール」って概念は使い方難しい&現在「弁護士のくず」でこのテーマ http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130405/p5
 
統一教会信者を脱会させる”説得”に賠償命令…マインドコントロールと自由意志のあいだに http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140129/p2
 
■「ギャンブル依存症」をどう考えるか〜木曽崇氏のツイートより/「自由意志」を考える(4) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141120/p5
 
■どこからを、どこまでを「依存症のせい」とその人の行為について考えるべきなのか? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160318/p3

ずらりとオールスターキャストを並べよう

これは過去記事で紹介した画像だけど、追加するとしたら彼かな。



こういう人たちの失敗談や、逆にマイペースを貫く彼らに周囲の方が振り回されている様子を見ると(マンガだし)アハハウフフオホホなんだけど、もし仮に彼らが「高度発達障害である」という裏設定を脳裏に浮かべると、とたんに笑い声が小さくなりませんかね?
しかし、同じ行為と同じ反応なのにそうなってしまっていいのか。あるいはよくないのか。
そんな話は哲学的な何かにもつながるような、つながらないような。


そんなことを長年考えてたところで、今回の記事はたいそう面白うございました。

見ようによっては、「発達障害と診断されるのが遅れた」と言えるかもしれないが、見ようによっては「発達障害的な性質があっても、長らく社会適応できていた」ともいえる。
 
 もちろん、彼/彼女は環境が恵まれていたのかもしれないし、発達障害的な性質がマイルドだったのかもしれない。人一倍苦労していたのかもしれない。だが、とにかくも不惑や還暦まで世渡りをやってのけていたのだ!
 
 子どもや孫がいてもおかしくない年齢で「発達障害ではないか」と相談にいらっしゃる人のなかには、その疑いに怯え、自尊心を喪失している人も多い。けれども、発達障害的な性質をもっていながら、厳しい社会を世渡りをしてきた人達は、たいしたものだと私は思う。

参考 コメント欄より

id:Hachi 2016/10/24 00:18
発達障害だとしたら笑っていいのか、という件に関しては、栗原類さんの、「僕が発達障害者だと知ったから”笑っちゃいけない”とは思わないでください。」と語るブログ記事が印象的です。
http://ameblo.jp/louiskurihara-ege/entry-12031046422.html