UFCに残されたフロンティア、中国市場は酸いか甘いか■MMA Unleashed http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1119758
2018年にUFCとFOXとの放映権契約が終了し、あらたな放映権契約を結べば、米国での放映権収入が2倍から3倍になるとされ、それによりこの利益目標はまずまず達成可能であるとされる。ただ、これだけの利益を安定的に稼ぐためには、UFCは今後、不安定なペイパービュー事業への依存度を低め、放映権料やFight Passなどの安定的な収入源の拡大に急ぐことが求められる。
とはいえ、大会数は現状から大きく増加させる余地はもはやあまりないのが現状だ(それどころか、来年から大会数は減るらしいとの噂もある)。事業拡大の機会があるとすれば、それは海外市場だということになる。ニールセンの調べによると、UFCのファン数は全世界で2億6,900万人、うち84%が米国以外の居住者だという。MLBのファン数は2億2,300万人、NHLは1億9,900万だというから、グローバルに見ればUFCはすでにこれらのスポーツよりも大きな存在になっているのだ。そして、UFCにとって重要性の高い海外市場の中でも特に開拓が進んでいないのが、中国…
逆に言うとアメリカ市場だけでビッグビジネスになっているそういうスポーツがすごいのだが、まあ日本のプロスポーツ界だって、国内だけでちゃんと市場があるのは同じだろう。
に、しても、
「ドラマやアニメは録画して楽しむ=CMをとばす視聴者がどんどん増える」
「だがスポーツは基本、ライブ視聴!スポーツこそ一番未来があるコンテンツ」
「結果→放映権急騰」
というトレンド自体は、やはり明確になってきているようだ。コラコラそこのインディー系、だからといってあんたらにゼニの雨がふるとは保証されてないよ…でも、降らないという保証もない。
なにせ、あのJリーグが、まさに「ドカン」とでかいカネが空から降ってきた。
集客の苦肉の策だった2シーズン制を廃止してもやっていけるぐらいに降ってきた。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05135120S6A720C1000000/
「日本のスポーツファンに、シンプルで素晴らしいサービスを提供する。全てのスポーツが、同じ定額サービスの中で見られるようになる。日本では年間6000試合のスポーツを放送する予定だ」
――料金はどれくらいになるのか。ソフトバンクが今年始めたスポーツ中継サービス「スポナビライブ」は月額3000円(ソフトバンクの携帯の契約者は500円)に設定している。
「日本の既存の有料テレビも、スポナビライブと似たような料金になっている。ダ・ゾーンは3000円という数字よりも魅力的な料金になるだろう」
「価格は重要だが、いかに多くのスポーツを見られるようにするかが大事だ。現在、日本のスポーツファンは、3つのスポーツイベントを見るために3つの有料テレビに月3000円ずつ支払い、合計で9000円を負担することもある。これはスポーツファンにとってありがたい状況ではない。ダ・ゾーンを通して日本のスポーツファンに全てのスポーツのコンテンツを提供し、その心をつかみたい」
■10年間という長期契約に大きな意味
――Jリーグとの契約で莫大な金額を投資するが、どうやって利益を出すのか。
「パフォームはダ・ゾーンに登録した人からの利用料だけで収入を稼ぐという、とてもシンプルなビジネスモデルを取る。ダ・ゾーンには広告も入らないが、利用料だけで十分に費用をカバーできると思っている。(世界的には)音楽定額配信のスポティファイや、動画配信大手のネットフリックスが成功している。スポーツファンの方が音楽ファンより情熱を持っていると思うから、スポーツで同様のサービスが成功しない理由がない」
これでDAZNが儲かると、UFCナンバーシリーズの配信も安定するのだから、儲けてほしいもんだが、月額費用を下げてもらいたいとも思っている。
しかしJリーグを買ったあの額は適正じゃろうか?
最初に紹介したOMASUKIさんのDropkick記事は、中国国内のコンテンツビジネスの盛況も報じられており、あとでもう少し詳しく紹介したい。