馳浩（「巌流島」実行委員長）が国立競技場問題で暗躍し始めたぞ。

国立問題、さらに「おかわり」を要求する文教族 - http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/8914947.html

非常によくまとまっている記事。
というか、こういうふうに話が進んでいることはあまり知られていなさすぎる。

もともとはフジの「プライムニュース」での発言なわけだが

馳議員：
今、議員連盟としてお願いしている座長としては、今5％特定施設に使われているのですが、これを10%までお願いできないかという事で…。totoの売上も低迷しておりましたが、BIGtotoのおかげで1000億円超えて来ておりますので、このパイの中から。財務省からも厳しく多様な財源で新国立競技場を建てるべきだという風な縛りがかかっておりますので、国費で投入する分、totoのスポーツとしての一つの財源として特定施設、国立競技場に10%分は…。
反町キャスター：
10%というと年間100億ですか?
馳議員：
例えばね。それをお願いできないかということを、これは議員立法でやってきたものですから、取りまとめ役としてつらい立場なんですけど、それでお願いできないか。

この記事でも指摘されているけど、こちらでも書かれている。

『国立競技場問題は「totoくじ購買ボイコット」が最も効果的』〜木曽崇氏のツイートから - Togetterまとめ http://togetter.com/li/847077

木曽崇:「日本版カジノのすべて」発売中 @takashikiso 2015-07-14 08:25:52
僕が、国立競技場問題に関してこれ程拘ってるのは、一般の論理とはちょっと違って、やっぱりJSCがtotoくじの運営およびその収益運用をする組織であるという点が大きいんだよね。本件に関してtoto収益をブッコむ事で解決を図る気ならば、それなりの総括はして頂かなければいけないと思ってる
　
木曽崇:「日本版カジノのすべて」発売中 @takashikiso 2015-07-14 08:28:56
totoくじも含め、公営賭博および富くじというのは明確にその合法化の目的が定められていて、収益金の使途に関してもフリーハンドではない。今回のように「打ち出の小槌」的に使うというのは大きく問題があるわけで、それはそれで仕方がないにしても、キッチリと責任はとって頂く必要がある。
　
木曽崇:「日本版カジノのすべて」発売中 @takashikiso 2015-07-14 08:32:51
これから先のtoto収益のうち5%、下手するとこれから10%が今回の国立競技場の「尻拭い」の為に利用される。これらは、本来は真に「スポーツ振興の為」になる事業に使われるべきものであり、JSCというのはまさにその主体として責任をもってtotoくじ収益を「預かる」立場。
　
木曽崇:「日本版カジノのすべて」発売中 @takashikiso 2015-07-14 08:35:04
その責任主体が、自ら「やらかしまくった」案件の為に全国のtoto愛好者から預かった公財源をブッコみますと。そんなのが、当たり前に許されてしまえば、それこそ我が国の賭博事業は文字通り「打ち出の小槌」状態になる。起こった事は仕方がないとして、キッチリと責任は取って頂き、再発防止が必要
　
木曽崇:「日本版カジノのすべて」発売中 @takashikiso 2015-07-14 08:40:22
ちなみに国立競技場問題を語る時「我々の血税が！」と言われるが、実は大半はtoto収益で補てんされるもの（一部税投入はあるが）。toto収益は、全国のtoto愛好者から「スポーツ振興の為に使います」という国家的なお約束の元で預かっている資金です。それが無駄に使われるのが許せない

しかしま、それにしても今回の問題で、馳浩氏がじょじょに見え隠れするようになった。実のところ氏も再選を重ね、すっかり「入閣適齢期」になっていたりする。
国立競技場問題にカタをつけると、自民党でもかなり地位が上昇するんだなろうな。
いや、逆に失敗すればヒールターン、「戦犯」「国民の敵」になる危険があるのだが…

しかし、馳の「お願い力」はすごいぞ。
タイガー・ジェット・シンにも「お願い」したことがあるくらいだ。

先月半ば、プチ鹿島氏がこのキーパーソンに注目するよう、警鐘を鳴らしている。

「新国立競技場問題」で森喜朗の秘蔵っ子・馳浩がいよいよ参戦｜プチ鹿島コラム - デイリーニュースオンライン http://dailynewsonline.jp/article/989023/ #dailynewsonline

「馳浩」衆院議員（大会推進議連事務局長）が会議でもかなり重要な発言をし、流れをつくったことがわかる。馳浩はレスリングで五輪に出て、高校教師になり、そのあと新日本プロレスで活躍した。憎たらしいほどプロレスが巧かった。試合の流れをつくるのが絶品。タッグパートナーや相手がプロレスが下手でもきちんと試合を成り立たせた。上の立場の人間にとって、こんなに重宝する人間はいない。
（略）
しばらく馳浩の動きはよーく見ておいたほうがいい。