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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

ジャイアント・キリングに似た感じのSF?があるらしい〜人間関係の移植による翻案について

空戦魔導士候補生の教官」と「ジャイアントキリング」の関係について - Togetterまとめ http://togetter.com/li/847882

ここにも冒頭の紹介で書いているが、自分はこの「空戦〜」という作品をまったく存在からして知らなかった。
ただ、「GIANT KILLING」は非常にすぐれた作品と思っているので、逆に「GIANT KILLINGに似ている、そっくりだ」と言われると、「へー、それならちょっと興味があるな」と、逆に好意的に興味を持つのですよ。そういうことって結構ないかい?おれはあるな。自分が好きな作品にすごく似ている作品を「これはパクリだ!」と憎むとは限らない。

ジャイキリ的亜流が生まれたなら、「老師」ものの普遍性の証明でもあるだろう。

自分は以前、かなり長文の「ジャイキリ」評を書いている。

GIANT KILLING」はサッカーを知らない者が読んでも、こんな風に面白い。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090212/p3


そうだ、俺はそもそもリアルのほうのサッカーを知らないんだった(笑)。
だが、そんな自分がなぜサッカー物語の「GIANT KILLING」を評価するかというと、ここで俺、いいこと書いてるんだよ(自画自賛)。

……とにかくサッカーのことについてはオフサイドの定義すら曖昧なままの小生が、なんでこの作品を楽しめるのか…それは実は、これが一種の「老師もの」だからだ。
つっても「老師もの」なんて定義、ジャンルが俺の造語なんでね(笑)、これから説明します。
非常に分かりやすい対比になるのが、昨年ドラマ化されて再評価された森田まさのり「ROOKIES」だ。
もちろんスポーツチームの指導者が主人公という共通点はあっても、シチュエーションも描くテーマも読者層もまるで違う。けれども、森田氏の描いた監督像は非常に良く出来ているため、一つの典型として扱いやすい。
つまり、「自分も悩み、もがき、試行錯誤し、選手たちと喜びや悲しみを分かち合いながら一歩ずつ一緒に歩いていく指導者」像である。ルーキーズは教師ドラマでもあるが、若い教師、そして校長や教頭が悪役というのも黄金パターンですね。

ところがもう一つ、監督(指導者)を書く手法がありまして、それはその人物の内面をひとつのブラックボックスにして、周辺のリアクションのほうを主に描く。つまり

「この人、すごいらしいけど何が凄いんだろう?→あ、これが彼の真意なのか!」
あるいは
「(すごい結果が出て)あの人、こうなることを見越していたのかなあ・・・不思議だなあ」

というようなパターンです。謎解きミステリーの一変形というか。


これは普遍性がある話なのですよ。リンク先に書いたのだけど、もともとは禅僧の説話とか、武芸者の師匠の逸話とか、そういうものでいろいろ先例があるわけで、かつてのエンターテイメントの王者だった「講談」にもそれはつながるだろう。


今回の「空戦― 」も、そういうようなアレ…なのかどうか、見てないので分からない、のだが(笑)



舞台や外見を丸パクリするとバレやすいが、「人間関係」「関係性」のパクリはバレにくい!というかあまり怒られない!…という仮説

https://twitter.com/m_shinya80/status/465670178777231360/photo/1
真野(シンヤ)@1.2.5工業動画
@m_shinya80
ワタシの尊敬している島本先生の名言は色々と為になる


ほんまコレやと思うんだわ。
緻密に真似するからマネだと非難されるのであって、うろ覚えというか適当というか、そんな感じで自分流に作り上げていけば、もともとの核、発想は真似であっても、オリジナルとしかいいようがないものもあるし、作者が後年「あの発想の元はXXXだよ」と言っても、とても信じてもらえないことだってある。


法律的にも、「アイデア」は保護されないし。
そのへん、ここでやったな。

漫画「ゾンビ取りガール」の”アイデア”部分を使い「オリジナル」ドラマを製作?するのかどうか。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140812/p3


で、これはとくにエビデンスの無い仮説だが、おそらく「人間関係」の構図を、他作品から借りて、そして舞台を大きく変えると、これはけっこうばれないんじゃなかろうか…今回の「空戦ー 」が、どの程度に、どの箇所でジャイキリに似ているかは未見で分からないのですけれども、一般的にはそうじゃないかなあ、と思う。


自分は、以前
ジャイアント馬場アントニオ猪木の『人間関係』を、家電やゲーム会社に置き換えたらけっこうエキサイティングな物語になるんじゃないか?」と考えたことがありました。

片方は、堅実で技術力の高いものづくりを地道に進める会社。
片方は、とんかく斬新かつ賛否両論の珍奇なイノベーションを展開する会社。
以前は、とある老舗企業の先輩・後輩エンジニアで…みたいなね。


どうだろう、バレルかな(笑)


というわけで、「空戦魔導士候補生の教官」という作品をまったく知らないままで書くという根本的な問題のある文章だが(自分で言うなよ)、メモ代わりにまとめ&書いてみました。
それがだいぶ長文になるのもアレだが…

“魔甲蟲”という脅威によって地上を奪われ、天空の浮遊都市に人類が住まう世界。人類は魔力をもって“魔甲蟲”に対抗するウィザード―空戦魔導士を生み出していた。空戦魔導士育成機関である学園浮遊都市“ミストガン”に通うカナタ・エイジは、“黒の剣聖”の称号を得たS128特務小隊のエリートエース。しかしいまでは「特務小隊の裏切り者」と蔑まれる嫌われ者で…。そんなカナタが、ある日連戦連敗のE601小隊の教官に任命される。小隊には一癖ありそうな3名の少女がいて―?裏切り者と落ちこぼれ少女たちの快進撃が、いま始まる!