イスラエル国防視察団に参加しませんか!
日本において、いよいよ集団的自衛権行使について閣議決定がなされました。
中東では不安定な国々が争っていますが、その中でも三千年以上の流浪の民族が近年建国したイスラエルの国防に学ぶところが多々あると思います。
つきましては田母神俊雄団長(元航空幕僚長)のもと、自衛隊のOB並びに民間の防衛問題にご興味のある方を誘ってイスラエル国防視察団を下記の通り計画しております。
まだ最小催行人数に達しておりませんので、皆様の積極的なご参加をお願いいたします。
どっちが持ちかけているのかは知らないのだけど、ただイスラエルのほうからの提案でも、イスラエルがオファーを受けたのであっても、こういう感じで日本で話題、そして一定の影響力がある人と「顔をつなぎ」「人脈を広げる」ことに日々モサドとかが努力しているのだろうな、という気がする。
だってこの前、正反対の側がさ……
【2chの反応】イランを訪問した百田尚樹氏が現地で大歓迎されたって本当!? 百田「東京大空襲と原爆投下は大虐殺と言ったらアメリカ大使館から非常識と言われたが、私は事実を言っただけ」 http://bakankokunews.blog.fc2.com/blog-entry-1730.html#Oj6cxDD.twitter_tweet_count_m
イランの石油次官が百田尚樹氏を称賛 http://japanese.irib.ir/news/culture-society/item/43555-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%9F%B3%E6%B2%B9%E6%AC%A1%E5%AE%98%E3%81%8C%E7%99%BE%E7%94%B0%E5%B0%9A%E6%A8%B9%E6%B0%8F%E3%82%92%E7%A7%B0%E8%B3%9B
百田尚樹氏、「イラン訪問記を執筆」 http://japanese.irib.ir/news/culture-society/item/43530-%E7%99%BE%E7%94%B0%E5%B0%9A%E6%A8%B9%E6%B0%8F%E3%80%81%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E8%A8%AA%E5%95%8F%E8%A8%98%E3%82%92%E5%9F%B7%E7%AD%86%E3%80%8D
こりゃ、取り込み工作でなきゃなんだというのよ(笑)
しかしヒャクタ氏といえば、田母神氏以外の候補を「人間のくず」というぐらい田母神氏を評価した人なわけだが、片方がイランを、片方がイスラエルを訪れる。人間関係のアヤというものですな。
こういう要人を、自分の国に招待し、いろいろ見せたり厚遇してシンパになってもらうという工作はやっぱり効果的であり、中国政府が「佐々淳行中国招待計画」というミッションにものすごい努力した、という話は以前紹介したことがあります。
「DJポリス表彰」で思い出した話…「中国は天安門事件後『殺さずに民衆を弾圧する方法』を日本から学んだ…指導者は佐々淳行(笑)」 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130620/p4
「…その後も苗少将は・・・むしろ頻繁に…内閣安全保障室を来訪するようになった。そして佐々が退官し、個人事務所を開いたあとも来訪を続け、何度も繰り返し「中国国際戦略学会が佐々夫妻を招待したがっている」と要請。
・佐々は古巣の警察幹部に相談。現警察庁長官は「『観光』でいくならいいんじゃない」、官房総務課長は「ぜひ行くべきです」。そして……」
逆に、9.11の直前、タリバン幹部はアメリカに招待され「すっかりアメリカびいきになって帰ってきた」そうな。もう少し時間があれば、また状況はちがったかもしれない。
(※この本より↓)
大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード (文春文庫)
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こういう感じのことを日本もやっているのかね。
そういう仕事って面白いだろうな。ひとくせもふたくせもある、非主流の言論人や政治家を招いて、日本びいきにして帰らせるという仕事。大変なようでもあり、たのしそうでもあり。