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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

『「エマ」「乙嫁語り」の森薫氏が、なぜ安倍政権のお先棒を担ぐのか』…という問いに。

この前
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140718/p4
で、ちょっとしたおまけで紹介したこのエピソード。

岸田外務大臣は、「日本と中央アジア諸国は、2004年に立ち上げられた、この“中央アジア+日本”の対話を通じて、協力関係を深めてまいりました。今年、“中央アジア+日本”対話は創設10周年を迎え、その折に行われる第5回目の外相会合を機に、中央アジアを舞台にしたマンガ『乙嫁語り』の作者である森薫さんに依頼させていただき、日本と中央アジア諸国との対等なパートナーシップを象徴するイメージキャラクターを作成させていただきました。こちらのイメージキャラクターは、今後、“中央アジア+日本”の広報、あるいは文化行事などのイベントに登場することになると思います」と挨拶。


これに関して…ちょっと詳細はぼかすが、表題のような問いがとある方面からありけり。
ざーっと要約すると
「森氏は、安倍政権の反動的反憲法的極右的な在り方に反対し、断然その政権のプロパガンダになるような、こんなイメージキャラクターづくりなぞは拒絶してしかるべきだ」と。
「なぜ、彼女はこんな形で安倍政権に力を貸そうとするのか」、と。


これに対して、当方思ったこと
「しらんがな。」
だが、仮説だけ語っとこう。

・「美しい国」「日本をとりもどす」という首相閣下の姿勢に共感した。
・前政権からの引き継ぎだった。
・安倍は嫌いだが、東亜の大同団結を目指す亜細亜主義の精神を少しでも世に広めるため、苦渋の選択で引き受けた。
・とにかく中央アジアの民族衣装かくのが好き。
・ギャラがよかった。

・というか、ここにおてがみだしてきけ。
〒102-8431 東京都千代田区三番町6-1 コミックビーム編集部



そういやー、

本日発売のイブニングで、百田尚樹原作「海賊とよばれた男」漫画版はじまるよー。百田氏の思想の支持者は是非!(ん?) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140225/p2

という記事をかいたのもさ

「今後、某雑誌を購読することは、【まちでうわさのとある某作家】を応援するということだ」
というご意見を頂戴しました。

というアレであった。そういえば、読んでみるとこの漫画版「海賊と呼ばれた男」はなかなかおもろいっすね。
ほんの数日前に原作は文庫化されたが…

百田尚樹 @hyakutanaoki · 7月14日
明日15日、『海賊とよばれた男』の文庫が発売される。書店からの注文が殺到し、発売前に二度重版された。現在82万部。より多くの人に、出光佐三と彼を支えた男たちの物語を知ってもらいたい!しかし、この本は彼らの英雄譚ではない。戦後の日本を復興させたすべての日本人の物語だと思っている。
 
海賊とよばれた男』のハードカバーは今もよく売れていて、書店の平台に並んでいる。発売2年で文庫化は早いと言われるが、私自身はもっと早く文庫化したかった。価格も安く、持ち運びしやすい文庫は、より多くの人に読まれる機会が増えるから。若い人たちに手に取ってもらいたいと心から願う。
 
皆さん。ごめんなさい。あまりに嬉しくて、自慢します。昨日。発売された『海賊とよばれた男』の文庫、今日、三度目の重版で107万部になりました。私の本では最速の100万部突破です。自慢高慢バカのうち!

うれとんのか。
漫画版の単行本も、なんだ先月出てた。こっちが(漫画界の基準で)売れてるかどうかは調べてない。

海賊とよばれた男(1) (イブニングKC)

海賊とよばれた男(1) (イブニングKC)

昭和20年8月15日、日本敗戦。それは、石油会社「国岡商店」が何もかも失った日でもあった。莫大な借金だけが残り、もはや再生不可能と全社員が覚悟する中、店主・国岡鐡三は「愚痴をやめよ」と発し、会社再生、そして日本再建にとりかかることを表明する。一人の馘首もせずに再生の道を模索する鐵三だったが、売る油は一滴もない。前途は絶望的であった。2013年本屋大賞受賞作『海賊とよばれた男』待望のコミカライズ!!
 
著者について
須本 壮一
1980年第19回『週刊少年サンデー』新人コミック大賞佳作でデビュー。代表作に北朝鮮拉致問題扱った『奪還』『めぐみ』があり、また戦記物『夢幻の軍艦大和』では、戦艦や戦闘機のリアルな描写が話題に。百田尚樹氏原作『永遠の0』では作画を担当。また執筆の傍ら子ども達の笑顔を支援する漫画化のNPO団体ビースマイルプロジェクトの代表理事も務める。

森薫が、「乙嫁語り」と別の新作描いて、夏にも再び描くらしい

http://news.mynavi.jp/news/2014/05/15/181/

森薫のメイド原点「シャーリー・メディスン」が1年ぶりに
 
 
ハルタVol.14の背表紙に掲載された「シャーリー・メディスン」カラーイラスト。
森薫がデビュー前から描いてきた「シャーリー・メディスン」の新作エピソードが、本日5月15日に発売されたハルタVol.14(エンターブレイン)に、約1年ぶりに掲載されている。

「シャーリー・メディスン」はヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に、13歳の少女・シャーリーがカフェで働く日常を描いた本格派のメイドもの。タイトルを「シャーリー」と銘打ち単行本も発売されている。