2014-05-19 タテマエと実態 『大砲とスタンプ』
http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20140519/1400435347
- 作者: 速水螺旋人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/22
- メディア: コミック
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- 作者: 速水螺旋人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: コミック
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- 作者: 速水螺旋人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: コミック
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軍隊というのは、生きるか死ぬかの本能の世界であるようでいて、実はもっとも「官僚的」極まる組織である、という話に焦点を当てて、この作品から大西巨人「神聖喜劇」、そして山本七平の軍隊体験記を関連付けて紹介するとはさすが。
そしておなじみ便乗紹介。
自分、この紹介記事けっこう気に入ってるので、何度も機会を見つけては再浮上させようとしてんのよ。
■「へいたん!」…いや兵站を描く、変わった軍事漫画「大砲とスタンプ」(速水螺旋人)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120921/p4
ところで、リンク先の記事を読んで、紙屋氏なら、「軍隊と組織」を描く別の漫画として
社会を覆う欺瞞のブ厚い皮を斬り裂き、腐敗したその実を暴き出す!!
- 作者: 岩永亮太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/06/17
- メディア: コミック
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帝国陸軍情報部第3課 通称――Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)!!!それは、“戦災”という名のもう1つの戦争だった…・
永きにわたるフロスト共和国との戦乱は、帝国内各地に深い傷跡を残した。飢餓、疫病、兵隊の野盗化…・。国土と人心の荒廃によって生まれ落ちたそれら“戦災”を憂慮した帝国軍は、陸軍情報部内に第3課を設立し、戦災復興任務に当たらせることとした。
『薄氷の条約』と呼ばれた停戦から3年――。有形無形の様々な障害を前にして、陸情3課は未だ戦災復興を成し得ていなかった。ばかりか、無意味な書類の山に埋没し、臣民の不満を抑制する“言い訳(プロパガンダ)”部隊だと嘲弄される日々…・。だが、それでも任務を果たそうと邁進する彼らに対し、ある日、ひとりの男が助力を申し出る。それは、焼硬鋼(ブルースチール)のランタンを腰に提げ、大重量の単発拳銃を片手で操る、巨漢の復員兵だった…・!
を読んだらどう思うかな、と考えたりしたのでした。
ぼくの感想はこれ。
「パンプキン・シザーズ」…とある戦後国家の、軍と社会と。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110311/p2