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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

見えない道場本舗・SF映画ベストテン

毎年恒例の、こちらへの投稿なりよ。

SF映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 〜SF映画ベストテン受付中〜 (id:washburn1975 / @washburn1975) http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20131031

1位 「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」

何度もこの選定のときに繰り返してるけど、自分が偏愛する映画は細かい伏線、ヒントがちりばめられ、最後に向けてつじつま、説明が次々と論理的に収斂されていく…というもの。最近こういうのを「ごまたでゆ」作品と呼んでいる。「ゆでたまごキン肉マン作者)」の反対だから(笑)。そういう観点でいえばこれをはずせまい。

2位 「ターミネーター2」

上ともつながる。タイムパラドックスの根本的説明とかはおいといて、2つのロボットの追いかけっこには虚虚実実やあの手この手、がありました。決して単純な肉体バカの対決、とかじゃなかった。

3位 「博士の異常な愛情

これ、1位でもよかったな……
狂人の将軍が核兵器を積んだ爆撃機による攻撃を命令。大統領は敵国とのホットライン交渉やら「ついでにこの機会に徹底的にやりましょう!」と言い出す部下やら…「ストレンジラブ」を名乗る車椅子の謎の博士やら…博士は義手の調子が悪く自然と「ハイルヒトラー」ポーズになるとか、大統領をついつい「総統閣下(ヒューラー)」と呼ぶというような悪趣味ギャグは、白黒映画なのに今なお新作の追随をゆるさない。

4位 「ワグ・ザ・ドッグ」

SFの範疇となるかどうかでいえば、昔日本SFのガイドブックには「擬似イベント」が厳然と1ジャンルとして存在していたので、これも入るはずです。「情報やごっこ遊びが暴走していく」系の擬似イベントものとして、皮肉も含めて今でも新しい。

6位 「スターウォーズ3 ジェダイの帰還」

「子供のころ見て面白かった。質の客観的評価とは別」枠。

7位 「ガメラ2 レギオン襲来」

これはもう、言うまでもないが、怪獣出現をひとつのシミュレーションとして、自衛隊なりの対処をそこにはめこんだという点。その一点で、パシフィック・リム的なハリウッドの圧倒的力とも、他の怪獣映画のノスタルジーとも別の意味で、現役としての評価ができるかと。

8位 「ゴジラ1984

こっちは「子供のころ見て面白かった。質の客観的評価とは別」枠。

9位 「ダークナイト

まあ、なんか語りつくされている系なので論評は(略)で。あ、やはり悪役ジョーカーのすさまじい悪役ぶりや「白熱教室」的な正義論の面白さはいうまでもなく。

10位 いまは思いつかず

ここにも思い出補正の作品を入れることは可能だが、さすがに濃度が薄れる。
いま思いつかないので棄権あるいは保留として、あとで思い出したら入れさせてください。思いつかなきゃ棄権で。