ぼくは今度見に行きます。
まず映画秘宝の監督インタビューから要約箇条書き
・ブラジル出身の自分はTVで数多くの日本番組を見た(※別のどこかで読んだが、放映権料が米国のアニメなどより安かったらしい)。
- 出版社/メーカー: 洋泉社
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・怪獣ではウルトラマンがクレイジーですき、ゴジラやガメラなどの映画怪獣はそれよりややまとも(スタンダードなデザイン、という意味か)
・ハリーハウゼン翁から生前に「モンスターのデザインは、怖いよりリアルだ」と教えを受けた。
・ぼくは本当に鉄人28号が大好きだった。今回は似せたというより「地が出た」(笑)
・ワハハハーーーと哄笑するのは黄金バットより。
・エヴァンゲリオンは基礎知識はあるけど、見てはいないんだ。
・自分がもっとも影響を受けたのは押井守サンの機動警察パトレイバー。
・今度は浦澤直樹「MONSTER」のテレビシリーズを手がける。
・もし自由に日本の漫画を映像化できるなら「GANTZ」。
・本多猪四郎さんの言葉を胸に刻んでいる。
「怪獣の悲劇は、この人間の世界では大きすぎることだ」
自分もその精神を受け継いでパシフィックリムを作った。
樋口真嗣氏、パシフィック・リムを見て…(togetter)
■樋口監督のロボ作品へのこだわり哲学
http://togetter.com/li/532175
樋口監督「パシフィック・リム」に熱くなる
http://togetter.com/li/531367
まあ、一口じゃ言い表せないから「アツくなる」という表題はなかなか最大公約数的だ。
「傑作だ!すげー!」という好意が間違いなくベースなのだが
「お家芸を撮られた、いや盗られた!!」という悔しさも間違いなくあるだろーし、
「好きだからこそ、『俺だったらこーする』妄想がとまらねー!」もあるだろうし、
「『叱る』という表現形式で、日本特撮の様式化、マンネリ化を自虐する」という意識もあるだろうし…でも昔だったら、こういう思いは雑誌インタビューでもないと「可視化」されてなかったわけで、いい時代になったよ。
男の魂に、火はついたか?
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20130811
…内容に関しては、もうあちこちで語りつくされてるのでぼくが付け加えるべきところはありません。面白かったか、と聞かれたら、100点満点で1億点だと答えればそれで充分でしょう