INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

【メモ】語源調査には「青空文庫」や「近代デジタルライブラリー」内を検索するといい〜怪獣(という言葉)のルーツ探しtogetterから。


【創作系譜論】

“怪獣”の初出をたどったら春秋戦国時代までタイムスリップしてしまった - Togetterまとめ http://togetter.com/li/811074

という楽しいまとめが、ちょっと人気になっています。最初から参加したかったよ。
はてブとコメント欄両方に登場しちった。

んで、これは大きく見ると言葉の「はじめて物語」なわけで、そのテーマはこのブログでも何度も取り上げております。

そして…

こばやしゆたか @adelie 2015-04-21 01:01:03
@kamezonia 青空文庫は検索したあと、日付でソートするとかはできないのかなあ。
目でソートした感じだと夢野久作(さすが)の方が古かったです。1932年。
bit.ly/1JZxIv7
 
亀@渋研X(沈没中) @kamezonia 2015-04-21 01:02:35
岡本綺堂といい夢野久作といい、やっぱり「いかにも」な人に用例が^^ twitter.com/adelie/status/…
 
青空文庫検索でさぐると…?
亀@渋研X(沈没中) @kamezonia 2015-04-21 01:03:19
.@adelie 青空文庫で検索は、なるほどそうかー! です^^
 
亀@渋研X(沈没中) @kamezonia 2015-04-21 01:19:50
ややや。青空文庫を検索してたら、夢野久作より古い「怪獣」の用例を発見! 〈そこから、暗夜に聞く怪獣のせゝら笑ひに似た物凄さを感じさせ〉。1924(大正13)年12月1日ですって!/アンリ・ルネ・ルノルマンについて 岸田國士 aozora.gr.jp/cards/001154/c…


ふむふむ。そしてコメント欄にて、ぼくのターン(一部誤字修正ね)

gryphonjapan @gryphonjapan 6時間前
青空文庫の検索も定番の手だけど、「近代ナントカライブラリー」というやつのデジタル資料館も検索できたはず。以前、「売国奴」の語源探しで教えてもらったよ(笑)。その割にうろ覚えですいませんが…
 
はる翁 @hallow_haruwo 4時間前
国立国会図書館近代デジタルライブラリー http://kindai.ndl.go.jp/ のことですね多分。私も浄瑠璃本調べるのにちょいちょい使わせてもらってますわ。ここ昔のSPレコードをデジタル化した歴史的音源とかも聞けますし。


売国奴云々というのは

売国」「売国奴」という言葉の由来は? - Togetterまとめ http://togetter.com/li/715029

の話。
ここでもコメント欄にて「青空文庫」と「近代デジタルライブラリー」の両方を活用し、用例を遡っていた人がいた、と。ここでその手法を知ったのだな当方は。

>「そもそも「売国奴」という言葉は、日本共産党の内部用語がオリジンだった可能性がある。」 …「国賊逆徒、売国奴、殺せ、撲なぐれと、衆口一斉熱罵ねつば恫喝どうかつを極めたる…」泉鏡花「海城発電」 初出:「太陽」第二巻第一号 1896(明治29)年1月http://www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/4557_12112.html
 
トーレ@狼がドアの前で待ってる @torewolf 2014-11-30 16:58:56
近代デジタルライブラリー売国奴>の検索結果 http://kindai.ndl.go.jp/search/searchResult?searchWord=%E5%A3%B2%E5%9B%BD%E5%A5%B4


で、とにもかくにも暮らしの一分メモ。

【メモ】ある(近代における)特定の言葉の語源や使用例を遡って調べたいときは「青空文庫」と「近代デジタルライブラリー」内を検索すると効果的である。

青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/
国立国会図書館近代デジタルライブラリー http://kindai.ndl.go.jp/

togetterの怪獣談議では、戦前の「のらくろ小隊長」に登場する怪獣を紹介したかったのだが、その画像がなかったよ。

あとで持ってくるね。実家にはあるはずだ。二二六事件のあった1936年の作品らしい。

のらくろ小隊長 (のらくろカラー文庫)

のらくろ小隊長 (のらくろカラー文庫)


最初の語源を調べるって話とはまた別だが、ほんとに怪獣らしい、いーい怪獣なんだ、これが。インターネット上にこの田河水泡描く怪獣の画像が出てこない、というのは非常によろしくない。


田河水泡は実は、怪獣以外にもロボットものも描いてるらしいんだよな。自分はそのロボットが「自動野菜切り機」を操作しているシーンを、漫画の研究書で読んだことがあるんだよ


編集者から依頼を受け、新作落語執筆の合間に漫画の執筆に取り掛かる。初連載は1929年(昭和4年)の『人造人間』。ロボットを主人公としたSF作品であり、日本のロボット漫画のパイオニアとも言える。

そしてこれらの記事に続きます

のらくろ漫画から怪獣の歴史を「氷菓」の古典部メンバーが考える(或るtogetterを受けて)。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150508/p3
 
のらくろ」「蛸の八ちゃん」作者、田河水泡の愉快(ゆくわい)な画像集 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/818526