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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

我々が「2003猪木祭り」について知っている2、3の事柄。〜参院選を機に

参院選が告示されました。
その一候補者に、こういう人がいる。
http://www.antonio-inoki.jp/
https://twitter.com/Inoki_Kanji
「国会に闘魂注入」だそうで。
で、国民の審判も受ける参院選の期間に正式に入ったので、直接的な論評は、(駄目ではないだろうけど)敢えて控える。

ただ、ちょっと引き出しから過去の「宝島ムック」「オークラムック」を出して紹介するのみだ(爆笑)

新日、K-1、PRIDE☆タブー大全 (宝島社文庫)

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PRIDE消滅の危機―専門誌&スポーツ紙が黙殺した全真相! (別冊宝島 (1342))

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プロレス 悪夢の10年を問う (宝島SUGOI文庫)

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プロレス・K-1・PRIDEヤミ裏事件簿 (OAK MOOK (110))

プロレス・K-1・PRIDEヤミ裏事件簿 (OAK MOOK (110))

まず、結局2003年の騒動が生んだ逮捕劇をおさらい。
http://sadironman.seesaa.net/article/13733827.html
http://beye2.com/item_2959_catid_118.html
経由で当時の記事

2003年大みそかの格闘技イベントの主催会社社長から現金を脅し取ろうとしたとして、神奈川・静岡両県警の合同捜査本部は24日、静岡県吉田町大幡、指定暴力団山口組系幹部坂本和敬容疑者(40)ら3人を恐喝未遂の疑いで逮捕したと発表・・・。
(略)
04年元日夜、前日の格闘技イベント「イノキボンバイエ2003」をテレビ局と共同主催した東京都内に住むイベント企画・制作会社の男性社長(38)を静岡県吉田町の飲食店に呼び出し、「誰のおかげでうまくいったと思っているんだ。用意できなければ本当に殺されるぞ」などとして、謝礼金名目で2億円を脅し取ろうとした疑い。

このような事態を生んだ興行の迷走については

猪木祭三分裂を徹底検証(5) イノキボンバイエ2003編 「IB派の野望と業界地図の変化」
http://allabout.co.jp/gm/gc/212585/2/

がきれいにまとまっているけど、むしろ当時の記事・・・日替わりでカード内容が変わっていく有様を見てほしい。
ぜひこの格闘技専門サイトの、当時の記事の変化を、見出しだけでも読んでほしい。
「下から上へ」読むと時系列どおりです。
http://www.boutreview.com/data/news/031231inoki.html

直接・間接的に、アントニオ猪木本人がかかわった場面は「念書」「アマゾネス監禁」

参院選の出馬表明後、ツイキャスでプロレス専門記者とチャット的に会話を交わしたことがあったけど、上の話に関して「猪木は基本的にお飾り、みこしに乗っただけだから問題は乗り越えられるんじゃないですかね?たとえばPRIDEの問題があっても、高田延彦はタレントとして活動できるわけでしょ」という意見だった。

たしかに、本人もいうように「俺は触ってねえですから!」な部分が大きかったのだろう。
ただ、猪木氏が直接・間接的に関係していたのは「念書」と「アマゾネス」である。
画像に語ってもらおう。
(「新日、K-1、PRIDEタブー大全2006」より)

猪木―百瀬念書



「アマゾネス」



あらためて読むと、”監禁”されていたのはイベント運営者の川又誠矢氏で、「14日に電話がかかってきて21日に…『そういう人たち』が同席する場にどうしても出てきてくれ」というやりとりがあったという。猪木氏は会場に行く予定が、川又氏から「とりいそぎ帰ってくれ。理由は後で説明するから」といわれ、欠席した・・・ということである。
さすがに梶原一騎じゃないので、猪木氏を直接監禁したり交渉したりということはなかったようだ。


そういう点では、猪木氏が直接、2003年の日テレイベントにおいて違法行為を行っていたというようなことは少なくとも自分が見直した資料にはない。
だが「交友関係」や、「どういう経済活動(イベント開催は一種のそれだ)を行ってきたか」に関しては、「国会議員という重要な公職をみずから進んで目指す」人に関しては当然問われるべき質問。 
実際のところ、選挙運動期間中は猪木氏は飛び回っている以上、あらたまって「2003猪木祭り」を含めて正式に猪木候補(および氏を公認した「日本維新の会」)に詳しい話を聞くような場は得られないし、誰が聞く可能性もない。
ただ、こういうところに資料をおいてみんなが読めるようにするのは有益だと信じる次第。

追記:後日談

http://kamipro.com/series/0004/10009

僕(※谷川貞治氏)はその後、猪木さんに逃げられ、PRIDEで居場所がなくなってしまった百瀬博教さんに声をかけられて、百瀬さんがホストを務めるテレ東の番組に出演しました。百瀬さんは「格闘技をやってるヤツは、どうしてこんなに人を裏切るヤツらばかりなんだ」と、寂しそうでしたね。百瀬さんはもう一度、僕らとやり直したい感じでしたが、僕はハッキリと答えることは出来ませんでした。

なぜなら、実をいうと、その同時期の年明けに、猪木さんにも声を掛けられたからです。