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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

海外の文章における「この記事には当時の差別的な用語がありますが…」の断り文章の一例

http://www.bloodyelbow.com/2013/2/7/3957558/martial-chronicles-sam-mcvea-lidole-de-paris-fraud-london
という記事がある。
ジョシュ・バーネットリツイートしていたので知ったのだが、確かに彼の好きそうな話題。1908年、パリにて行われた柔術vsボクシングの試合だそうで。
パリではこのジュウジツを、変装やすりの技術、特殊道具とならんで武器の一つとしてマスターしていた怪盗紳士アルセーヌ・ルパンが世間を騒がせていたはずさ。

将来的には、概要を把握して翻訳のひとつもしたいところだが、当方もちろん、これをすらすらと訳せるはずが無い。(うんうん唸りながらならできるかもしれんが・・・)
それは後日の宿題、あるいは見果てぬ夢としたいところだが、冒頭におや、という記述があったので。

Author's Note: Some contemporary sources contain terms in reference to various ethnic groups, which some may find derogatory and/or offensive. While neither I, nor this site, condone the viewpoints expressed with their use, we also do not condone pretending such sentiments did not exist. For that reason, they have been left in. Hopefully, they will not detract from your reading experience.

今回の記事の情報源、資料にはさまざまなエスニック・グループへの言及があり、そこには軽蔑や攻撃的な意味を見出すことが出来ます。 著者の私もこのサイトもそういう用法で表現された視点に賛同しているわけではありません。同時にそれを理由にして、そういう感情が過去に存在しなかったふりをすることにも賛同しません。そういう問題はまだ残っています。できることなら、そのことが、貴方の注意を、この文章から逸らしてしまわないことを願います。

※否定表現が入り組んでいるので、どっかで意味を取り違えると正反対になりかねない厄介な文章だった・・・翻訳分は参考程度に読み飛ばし、典拠はすべて原文からでお願いしたい。

この種の「おことわり」は手塚治虫作品の中の黒人差別が指摘され、しかも手塚治虫が故人となって修正不可能となった1989年以降、非常に一般的となった、と聞いている(昔は内容自体の修正などのほうが一般的だった)。ただ外国の文にもこういう断り書きがあるんだなあ、というのと、或る程度似ているところと違うところがあるんだなあ、という感想。
そうだ、手塚治虫といえば・・・(次エントリにつづく)