上見出しの要約は、それまでのtwitterの流れを踏まえて自分が要約したものだけど、今直接紹介するのはこの流れのやり取り。
(太字の「Хаями Расэндзин@東京練馬 @RASENJIN」=「大砲とスタンプ」作者)
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https://twitter.com/RASENJIN/status/293751421772390400
こなたま(CV:喜多村英梨) @MyoyoShinnyo
だから昨日も言ったぢゃないですか、ヒトラーが母親を看取ったユダヤ人医師を厚遇したのはイイ話ではなく戦慄すべき話だと。頭の中で組み立ててることと目の前の現実がさっぱり結びついてないので、収容所の人骨も「人骨」でなくリンの資源に見えてしまう、その脳の動きにこそSAN値が削れるのです
1月23日 内田弘樹 @uchidahiroki
@MyoyoShinnyo フィクションで描こうとするとただのキチガイなのがもどかしいです
1月23日 Хаями Расэндзин@東京練馬 @RASENJIN
@uchidahiroki @MyoyoShinnyo 普通のキャラが明るく仲良く元気よくハツラツとホロコーストに手を染め、だめだ傍から見るとキジルシだ。
1月23日 にのまえとか辺見とか @ninomae_fumi
@RASENJIN @uchidahiroki @MyoyoShinnyo 思うに「大砲とスタンプ」のマルチナさんは、悪の陳腐さにヘタしたら染まりかねない人なんですよね。大公国軍がナチのような妙なスキームを持ってなくてほんとうに良かったと思ってます。
1月23日 Хаями Расэндзин@東京練馬 @RASENJIN
@ninomae_fumi @uchidahiroki @MyoyoShinnyo まったくその通りなのです、としか現状答えられません(笑)。
この「大砲とスタンプ」はどんな作品化というと・・・自分なりに紹介した記事がこちら。
■「へいたん!」…いや兵站を描く、変わった軍事漫画「大砲とスタンプ」(速水螺旋人)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120921/p4
まあ、有能で命令に忠実な、書類仕事が好きな官僚主義者、となると・・・こういう人が居るな
アイヒマンは1938年10月21日の報告書で着任の日から9月末までに5万人のユダヤ人をオーストリアから追放した、と報告している。同時期のドイツでは1万9000人であったからアイヒマンの成果は歴然であった
1938年6月の親衛隊内部の勤務評定はアイヒマンに「秀」の成績をつけており、「彼の格別な能力は交渉、話術、組織編成」「精力的かつ機敏な人物であり、専門分野の自己管理に優れた能力を備えている」と記している
1942年3月から絶滅収容所への移送が始まったが、その移送プロジェクトの中枢こそがアドルフ・アイヒマンであった。総力戦体制が強まり、一台でも多くの車両を戦線に動員したい状況の中でも交通省と折衝して輸送列車を確保し、ユダヤ人の移送に努めた[39]。続く2年間にアドルフは「500万人ものユダヤ人を列車で運んだ」と自慢するように、任務を着実に遂行した
アイヒマンはユダヤ人移送の任務については息苦しいまでの厳格さを見せ、移送列車の発着時刻が正確に守られるよう気を配っていたという。1942年7月14日にパリからポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所へ向かう列車が故障した事件があったが、アイヒマンは、電話で現地の指揮官に対して「今回のことは威信に関わる問題であり、事の全体は極めて屈辱的である」と激昂したという。
亡命先のアルゼンチンからイスラエルに拉致され裁判にかけられたときの、証言台の様子(あまりにも平凡すぎて「怪物」とは程遠い)を撮影したドキュメンタリー映画なんかもあったっけ。
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まあ、「大砲とスタンプ」の話に戻るなら、一方で主人公は、自国軍によって人身売買されそうになっていた占領地の女性を見つけたとき、自国軍からうばった金塊(理由の説明はややこしいので省く)を気前よく一本ずつ渡して解放したりした。
また、敵の奇襲で壊滅した要塞からともに退却した兵隊たちが「敵前逃亡」扱いされて前線に強制復帰させられようとしたときに「わが兵站軍の兵隊として、自分の護衛という任務遂行の結果ここに来た」と突撃タイプライターらしからぬウソをついて守ろうとするなど、「人間であることを軍人であることより優先させる」描写もたくさんあって、その心配は無いように見えるが・・・
しかしそれでも、なお危ういところがある…のが戦争なんだろう。
作者はこんな作品の構想もツイートしている。
Хаями Расэндзин@東京練馬 @RASENJIN
.@MyoyoShinnyo 前も書いたのですが、中二病をこじらせた凡人しかも草食系という点でヒムラーという人物は現代のオタクに非常に親和性高いと思うのです。その観点でヒムラーを描いてみたい。