晩秋の平凡な一日。夜にtwitterを通じて、偶然目にしたサイトだった。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1211/26/news088.html
[速報]東京電力の需給率が17時台に95%を突破
冬の節電シーズンを前に、東京電力の需給率が急に95%を超えてしまう状況が発生している。11月26日(月)の17時台に最大需要電力が4330万kWに達する見込みで、最大供給力4532万kWからの余剰分が5%を切る状況に陥った。
実は東京電力の11月26日の供給力は当初4435万kWしかなく、需給率が97.6%になり電力不足の危険を伴う事態が予想された。このため東京電力は急きょ他の電力会社から約100万kWhの融通を受けることを決め、何とか予備率3%以上を確保した。電力の需給率が急に高まったのは、広野火力発電所5号機(定格出力60万kW)が前日25日の夕方からトラブルで停止していたことに加えて、26日の関東地域の気温が当初の予想よりも大幅に低くなり暖房の使用量が急増したためだ。
東京電力の需給率が95%を突破したのは、10月1日(月)の14時台に95.0%を記録して以来のことである。
10月1日にも突破していたのか…
真夏を越え、「もうヤマは越えた」と完全に思っていたところへの不意打ちだったので、個人的に衝撃はたいへん大きかった。たしかに昨日は寒かったが、まだ真冬が来てる訳でもなんでもないし、実際暖房なんて使っていない。(これは地域差や部屋の構造があるから、自分が偉いわけではないが。でもちょと我慢はしてる)
しかし2011年3月の体制を考えれば、自分はブログを書いたり電気釜で米を炊くのだって最新の注意を払っていたわけで、そこまでの節電体制をとっていなかったことも事実だ。
今回、火力発電所がトラブル、ということであれば偶発的アクシデント、ととらえるべき部分もあるかもしれない。
ただ・・・福島で注水している原子炉の水位が上昇した、という話もそうだが、まだまだ事故原発の対策、電気需給、どちらも綱渡り状態ではあるということだ。