「オールラウンダー廻」難波死闘編(なんて副題ねえよ)、いよいよ佳境を迎えています。
作者のツイート
https://twitter.com/hiroki_endo/status/250211421051301889
格闘技の試合を、漫画で面白く描こうとすればする程、プロレスと同じ構造になるというジレンマを今日も抱えて仕事してます。ま、おもしろさは「勝つか負けるか」ではなく「どう勝つか、いかに負けるか」なんですが。
なるほど。
で、「主人公なのによく負ける」とか「そもそも主人公なのか」とか一部(=ここ)で言われているメグルくんが、今回も大ピーンチ。
なぜかというと相手のおっさん、室井が今までの廻の試合の分析・・・と事前のスパイ活動(笑)により、主人公の得意のパターンにすべて対抗カードを持っているのですわ。
くわしくはひとつ前の20号だが
「メグルの得意技」→「対策」で表現すると
・「ジャブ」→「俺は16からボクシングやってんのや!ジャブ合戦ならこっちが上や。そして”スタンドで釘付け”にしたる」
・「アウトロー」→「常に相手の左に回る。右のアウトローはとどかない」
・「インロー」→「必殺のロングフック!ダッキングでよけようとしたら膝!」
ウルトラセブンに完勝するガッツ星人なみのカンペキな対策です(笑)
しかし一回だけ訪れたインターバル(アマは2R)、軍師ナベさんがいう。
「相手のサークリングを止める技が必要だ・・・それは?」
「左ミドル・・・」
そう、最凶ムエタイ狂戦士、神谷真希直伝のミドルキックです。「肘打ち・・・」「金的蹴り…」とか廻君が答えなくてよかったよ(笑)。
ちなみに
https://twitter.com/hiroki_endo/status/256615974780936192
遠藤 浩輝 @hiroki_endo
イブニングのアンケート読ませて貰ったけど、みんな「マキを出せ」と禁断症状が始まってる(笑)。
ぶわはは。主人公の地位、いよいよ危うし・・・
この技は彼が今まで見せなかったこともあり、室井のガッツ星人分析にもデータなし。ばんばんいいキックが入る。
しかし・・・
「お前は右利き(オーソドックス)、その左ミドルだから軽い!この蹴りは耐えられる」と分析する室井。さらに彼は、このミドルに無理して抵抗しようとは思わない。耐え切れる蹴りなんだから、残り2分半、相手がこれしかないなら
「このまま 逃げ切らせてもらうわ」・・・
打つ手は無いのか?
いや、あるはず。
それはたぶん、ミドルとほぼ同じ軌跡を描きつつ、一発でダウンを奪うほどの威力を持つ蹴り。幼馴染にして最大のライバル 山吹木喬がアマ修斗で勝利を奪った・・・
今宵の月は、いかなる月か。
MMA、「ボディへのけりでKO」列伝。
今回、こういう記事を書いたのは「ボディへの蹴り」ということが、この前のUFCで強く印象付けられたことにもよります。
http://mmaplanet.jp/archives/1726990.html
残り1分を切ると、足払いでボナーのバランスを崩すと、距離を取って向かい合おうとしたボナーを追いかけ、パンチ2発から左ヒザを叩き込む。
この一発でヒザから崩れ、亀の態勢になったボナーにパウンドを落としたアンデウソン。
twitterで他の例を尋ねてみた。
記事で、アンデウソンや『廻』に絡めて「総合で、ボディへの蹴りでKO」の試合を並べたいんだけど覚えてるのあります?自分がランダムに/菊野の三日月蹴り複数/ミルコvs「ヒョードルの用心棒」/田村vs美濃輪2/などかな・・・・たぶんもっとあるだろうけど
posted at 20:22:59
RT @ujimusi: @gryphonjapan 郷野vsアイヴァン・サラベリーとか。
posted at 20:45:49
RT @lalamu777: 秋山対永田弟とか、どうです 。 ミルコ対ヒースヒーリングもですね
posted at 20:45:58
RT 使徒ラス(シトラス) @citrusbar @gryphonjapan DEEP37でのMIKU-瀧本4が衝撃的でした
けっこう、あるものだね。