「難波死闘篇」(勝手に命名するな)、結論からいうと、まだ試合終わってません(笑)
しかし
うーん・・・どこまでかくと、ネタバレという話になるのかなあ。
まあそのへんは読むほうでご注意ください。
とにかく、最新号で廻はポイントを稼ぎ、ついに室井を上回ります。
それも寝技でどうこう、打撃でどうこう、というのではなく・・・いやそのすべてが・・・かみあわさって、すべてがすべてを補って、まさに表題のように「オールラウンダー」としての才能が開花していくのです。
佐山聡氏の理想の境地が、ここに実現した。
あ、「佐山氏の理想」と言っても、メグルくんが暴走族を撃ち殺す、とかじゃないぞ(笑)
ちなみに、当方が勝手に予想していた三日月蹴りは出てこなかった(笑)。
相手が「打ち合い」を望んだら?
わずかな時間で逆転するしかない室井は、残り20秒で大振りの強打を仕掛けます。それをやる本人も「相手はそりゃあ、足を使って時間を稼ぐのが当然だよな」と半ば思いながら。
しかし、こどもも見ている前で「最後まであきらめるわけにはいかん」と拳の嵐を止めない室井。
それに対してメグル(※実は主人公)は・・・・・・
実は、こういうスレッドがある。
一度紹介したかな?
■やたら強い武人キャラが「正々堂々かかってこい!」ってのは定番だけど、あれって「俺が負けうるような小細工の類をせず、俺の得意とする戦い方で真正面からかかってきて俺に殺されろ」って意味だよね
http://2chbooknews.blog114.fc2.com/blog-entry-3602.html
ま、そういう面もある(笑)。
実際、「打ち合い」を漢(おとこ)の勝負というふうにしちゃうと見えないものはいろいろあるしね。「スカ勝ち」とも言われるKO勝ちにしても、最新号のゴン格でリアル・オールラウンダーこと日沖発が面白い・・・というか考えれば当たり前のことを言っている。
一口に一本、KOと言っても色んな手段と方法があるということです。丁寧にジャブを当てて、相手が大振りになるタイミングを狙ってカウンターを合わせて倒すKOがあれば、足を止めて打ち合ってどちらのパンチが先に当たるかで倒すKOもある。どちらもKOですが、そこにたどり着く過程は全く違います。(日沖発)
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さて、高柳廻の選択は。