INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「レスリングしてたからこそ、総合挑戦が無謀と分かってた。でも先輩の『ツケ』を…」永田裕志のボヤキが面白悲しい(KAMINOGE)

最近はご無沙汰だったKAMINOGEをひさびさに購入した。

KAMINOGE [かみのげ] vol.9

KAMINOGE [かみのげ] vol.9

燃えてる! 新日本プロレス
リングでよみがえる闘いのワンダーランド
桜庭和志&柴田勝頼がまさかの参戦表明!!

[INTERVIEW]
インタビュー中に「宣戦布告のXデー」を予告していた!
桜庭和志&柴田勝頼
プロレス温暖化による永久凍土の融解か?
どうしてこんなに言葉が止まらない!!
「いま、レスラーもファンもなかったかのようにしてる昭和のプロレスを俺らがいまのプロレス界に持ち込んでやる。勝手に諦めてんじゃねえ、都合良く消し去ってんじゃねえって! 」
(略)
永田裕志
あのレスリングエリート集団・闘魂クラブが復活、その名も「ブシロードクラブ」!
永田監督兼スカウト部長が語るアマレス、キング・オブ・スポーツ、MMA参戦。

前田日明&宮田和幸
あのゴッチ式の洗礼を受けた宮田が待望のリングス参戦!! その美しき師弟関係、殺人ジャーマン、噂の前田vs宮田スパーリングについて語る。
(略)
マキタスポーツ
いま、“才能の渋滞"が解消されるとき。
超ブレイク寸前! マキタスポーツとは何者か?

■小池瑞香
世界中が色めき立った“2・26UFC日本大会が生んだ最大のニュースター"
美人通訳の知られざる素顔に迫る
(略)

なぜ購入したかというと、あの一夜にして大ブレイクしたUFC2,26日本大会の通訳女性がインタビューに答えているからで、この情報は小生の海外twitterフォロワーに受けるんじゃないかと思ったからやけど、あとひとつは永田裕志のインタビューが面白かったからです。


骨子は以前のkamipro(新日本が取材拒否を解除した直後)のインタビューでも出ている話だが、今回のほうがかなりはっきりと言ってるので・・・ ミルコ・クロコップ戦直後の、ファンの大嘲笑(わたしも目いっぱいからかわせていただきました)が、その後奇妙な「永田さん」人気になっていく過程は、あまり総合ファンとは関係ないのだが・・・
その後、「ヒョードルに秒殺負け」については、大きなパラダイムの変換があったことは事実だ。

つまり
プロレスラーが根拠のない自信を抱えて、おいしいところを狙って総合に準備も無くしゃしゃりでて、あっというまに完敗した
ではなく
プロレスラーが、総合とはジャンルが違って、出ても必敗だと言うことを十分わかっていながら、会社のために理不尽オーナー(猪木)の命で自分を犠牲にして出場し、あっというまに完敗した
という。
「あっというまに完敗した」はかわらないけど(笑)


まるでラッシャー木村国際軍団に小学生のころ本気で「カエレ」コールをしていた子が、そのご成人して会社組織の中でさまざまに「大人の事情」を体験し「ああ、あのときの木村さんも・・・」と彼らの思いに気づくようなね(笑)


ただし、永田さんはいま、ここまで悟っている。

■過去の”キング・オブ・スポーツ”ってやっちゃったツケを俺らが払わされた。
  
まあ、過去に新日本がね、『キング・オブ・スポーツ』ってやっちゃったツケを俺らが払わせられたのかなって・・・過去の偉大な人たちが築いてきたそのツケを、俺らが払ったのかなって。言い方は悪いけど・・・(略)先人たちが気づいてきたライオンマークのキング・オブ・スポーツ、ストロングスタイルとかね。「最強の格闘技、スポーツはプロレスだ」ってやってきたわけで。そういうのを知っててみんなは揚げ足を取るからね。辛い時代でしたよ(笑)

達観だ!!!!!!!

今回のKAMINOGE永田裕志インタビューは、総合専門ファンだからKAMINOGEにはあんまり興味がなくて・・・という人も、84ページから86ページの部分をぜひ読んでみてほしい。

自身のレスリング時代のことも語っていて、この前ロンドン五輪レスリングが行われ、お茶の間でひろくレスリングを見ることが出来たことも、理解を助けてくれるだろう。


今日は書く時間がないので、ちょっとエッセンスだけをしぼりにしぼって紹介したけど、もう一回この「永田裕志証言」は詳しく紹介したい。なにしろ1000円のお高い雑誌だ、有効活用しないと(笑)。



しかし足りないものがある!!これは雑誌と聞き手(井上崇宏氏)に苦言!!

KAMINOGEは一時期の紙プロRADICALと同じように、毎回のように前田日明を登場させている。(今回は宮田和幸と対談。例の「前田さんはスパーで強かった話」も詳しくしゃべっていて、こちらも紹介したい)


ならば、永田さんインタビューでは「そういえばヒョードル戦のあと、前田日明さんと『俺のヒョードル戦とあんたのニールセン戦を一緒にするな論争』がありましたね」
「前田さんも、永田さんのいう『先人のツケ』の一部でしょうか」と、尋ねるべきだったのでは・・・せっかくの大チャンスだったのに、KAMINOGE読者が興味津々になるはずのこの話題を振らなかったのは失態だったというほかない。


でもいいや。前田のインタビュー、対談なんかも井上氏が司会を勤めることが多いので、次回、前田氏のほうに「そういえばこの前永田選手の取材をしたんですよ。で、彼がいうには『先人のツケを・・・』・・・そういえば永田さんと前田さんはニールセン戦について・・・」とこの話題、フッてくださいね。
必ず!!