大学生の劇団を舞台にした週刊モーニングの漫画「犬神もっこす」(作者:西餅)。
以前、有村浩有川浩(ひろしじゃなくて「ひろ」。しってるう?俺はこの前知った)の「シアター!」を紹介し、現在の「劇団」と「中小格闘技大会」の経営のあり方にちょっとした・・・というかかなりの・・・類似性があるという話をしました
■当ブログ初のライトノベル本格紹介は有川浩「シアター!」。格闘技プロレス団体にも通じる?「組織マネジメントもの」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100214
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■小劇団の運営通してマネジメントを描く有川浩「シアター!」続編が刊行
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101205/p3
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が、今週の「犬神」では、(学生)演劇の問題点が指摘されていました。
格闘技ファンの目で、これらを見て頂きたい。
一応客席は埋まるが・・・
この種のことは高橋義生が以前から指摘している。プロの格闘家というのは、普通のお客さんにチケットを買わせる連中のこと。知り合いにしか券が売れないのはどんなに強くてもアマチュアだ、と。
こういう人材ならば、某業界はことかかかないのだが(笑)
「犬神もっこす」を紹介するのは二度目。前回は・・・
「犬神もっこす」は、演劇という”感情”と切り離せない世界を、感情があるのかないのか分からないような、空気も読まず場の雰囲気も計算しない不思議な主人公がかき回す、というのがメインテーマのギャグマンガ。
実は以前、一度紹介したのは・・・
■個性か病気か選択か。「新型うつ」「マインドコントール」「ギャンブル依存症」…etc(前編)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120429/p3
前編と書いてあるが、後編がないのはうちのデフォルト。
ま、それはおいといて、そこではこう書いた。
(略)・・・「生き方と症状の区別がつきにくい」で一言。例えば漫画話だが
「天才柳沢教授の生活」、
「ラブロマ」、
モーニングの新連載「犬神もっこす」
「鉄子の旅」(こりゃ実話か)
…などは”空気を読まないマイペース”人間と周囲のズレが読みどころだが…漫画に言うのも無意味だが、彼らが「アスペルガー症候群」なら?(※そういう部分だけがこの病気ではなく、またこういう症状が必ず出るとは限らない点は承知していますが)
彼らが巻き起こす珍妙な騒動や、周囲とのズレが産む笑いや驚き、時には感動は「個性なら笑いや敬服の対象だが、病気なら違う」のか「病気でも個性でも、結果としては変わらない」のか。(後略)