いちどトラブル(操作ミス)で消滅した記事を復旧します
さらばディファ有明!懸念された「会場終了」が現実に。新会場は市場原理で生まれるか?公共政策が必要か?
格闘技界に衝撃!ディファ有明が再来年6月で営業終了。老朽化のため解体するとのこと……。 pic.twitter.com/ytim8yYGbj
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) 2016年12月23日
ディファ有明、2018年6月末に営業終了 https://t.co/l0xtKfdaTt
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2016年12月23日
ディファ有明、再来年の6月に営業終了。https://t.co/32mTtjN1GN pic.twitter.com/MoWQQrcD9H
— とよすあたり若柴 (@toyosu0) 2016年12月23日
情報サイトやニュースサイトに伍して、個人であるジャン斉藤氏のツイートが情報源として活用された。
さて、自分としてはこれは「ついにか…」の話なんですな。というのは、2013年に話題になったからだ。
想像してごらん、ディファ有明が無い世界を…いや、だめじゃん。色々終わっちゃうじゃん。 - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131003/p1
ケージ化問題で、修斗幹部が言及「(金網を設置しやすい)ディファ有明は『存続するか』の問題がある」 - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131224/p2
そのもととなったのがカクトウログ(さらにもとは週プロモバイル)
東京五輪新設会場の大半が東京臨海部に建設へ〜ど真ん中にあるディファ有明は生き残れるか http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2013/09/post-c406.html
ようは、生き残れなかったねん。
ディファがホームで、「金網」設置が必須のパンクラスはどうする?
http://www.pancrase.co.jp/rls/2016/differariake.html
ついに発表されました。パンクラスのホーム会場でもあるディファ有明が2018年6月末でなくなります。
かなり前から噂はありましたが現実となってしまいました。
しかし時代の変化でもあり、対応していかなければなりません。
パンクラスは今回の発表を受けてホーム会場を探すことになります。
水道橋の選択はありません。
今まで通り、もしくはそれ以上のクォリティを求めることになると思います。
再来年の2018年パンクラスナンバーシリーズは10大会を行います。
そもそもことしは「2016年会場問題」の年だった
ライブ会場不足が深刻化!音楽業界を襲う「2016年問題」とは? - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2142807372473068701
https://ja.wikipedia.org/wiki/2016%E5%B9%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C
2016年問題(2016ねんもんだい)とは、2020年の東京オリンピックに向けて、東京都や首都圏(特に東京圏)各地の劇場やコンサートホールが改修工事などのために閉鎖し、コンサート用の施設が不足するとされる年問題である[1][2]。
2020年の東京オリンピックに向けて、大型施設の改修や建て替えが重なってしまい、ライブやコンサートのみならず、バレエや伝統芸能の公演会場を予約できなくなってしまうと言われている問題である[1]。青山劇場や五反田ゆうぽうとなどの閉鎖により、10年間で約2万5,000席分が失われているという。これまでにも新宿コマ劇場、東京厚生年金会館、九段会館講堂、普門館大ホール、横浜BLITZなど閉鎖が累積しており、それが影響に拍車を掛けているとみられる。[3]
さらに大型の会場(アリーナ級)が使えないため、大規模な公演を行う開催者が中規模会場(ホール級)の複数日程占有に走り、さらにその煽りを受けて中小規模の開催者が、ホール級から小規模な会場(ライブハウスなど)の占有に走る、と言う連鎖的な事象により全体的に会場不足が深刻化していると言う[4][5]。
また、全国ツアー公演を行う開催者にとっては、首都圏・関西圏等大都市圏以外の地方公演は、大都市圏での公演の利益を元手にして地方公演での利益僅少ないし赤字を補填していることが多いことから、首都圏以外の地方会場の存在が、首都圏の会場不足の穴埋めとなるものではないとしている[2]。利用できる会場が減るなかでライブの需要は増え続けており、2014年の観客動員数は2008年の2倍となっている[6]。
さて「会場が足りない!」なら「造れば儲かる」のか?市場原理で新会場が生まれるか? それとも「公共」が政策として作る必要あるのか?
……ということがわからない。これだけ会場が欲しい、会場ないかなー、という声があると、いっけんじゃあ会場出来れば、埋まって儲かるね!と思うのだが、案外そんなことはないのかもしれんなあ。そもそもディファは「儲けて」いたのかしらね、運営会社が。
どれぐらいの広さで、どんな設備を設置して、何より交通アクセス的にどの場所にあれば、黒字経営のディファ規模の会場施設が運営できるのでしょう。
これ、ちょっと面白いので
「起業家ごっこ」というか、ちょっとした頭の体操、経済シミュレーションとして考えてほしい。
既存施設で活用できそうなところはないか?
あるいは「自治体の長」となったつもりで、そういう施設があれば派生効果も含めて得になる、ということはないか?
「パンクラスとか修斗の会場にぜひどうぞ」と、郊外自治体からアプローチするのもありでは?
あるいは東京周辺の自治体で、こういう事態になったら多少距離的に辺鄙でも、競争力がつくようになった!と考えて誘致してもいいのではないか?
場外乱闘もイス破壊も火のもちこみもないし(笑)、さらにいうと会場の大きな層が「応援団」なので、たぶん少しぐらい遠くても田舎でも、応援だから来てくれるんだよね、たぶん(笑)
逆にそういうのがあるエクストリームなプロレスは、なかなかむつかしいのは承知しているが…
サーカスみたいな「テント興行」って無理なのかね?
実は「シアター!」って演劇小説は、とある事情で常打ち会場ともめた劇団が、テント興行をやるという設定だった。
たしかにテントを長期間張って、興行をやる「サーカス」はあるわけだが…
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