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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

最強の称号を得るのは、いつだって1人…どっちが強いか、決めやがれ!『カブトムシとクワガタの最新科学』(新書)

カブトムシとクワガタの最新科学 (メディアファクトリー新書)

カブトムシとクワガタの最新科学 (メディアファクトリー新書)

ミヤマクワガタvsノコギリクワガタ、圧倒的有利なのはノコギリクワガタ!?
交尾後、メスを投げ飛ばすカブトムシと、覆いかぶさってメスを守るクワガタムシ
両者の違いはどこから来るのか? など、子どもの頃は飼っていたけど知らなかった
カブトムシとクワガタムシの最新研究を数多く紹介する。
著者は、雑木林に篭り続けて10年の野外研究の第一人者。子どもの頃は知る由もなかった
カブト・クワガタの意外な一面を知ることで、動物行動学の最新知見が楽しみながらわかる一冊。

第1章 メジャーでマイナーな研究対象
第2章 力のカブトムシ
第3章 技のクワガタムシ
第4章 持たざる者の戦い
第5章 空駆けるカブトムシ
第6章 メスの闘い
第7章 世界で翔ぶカブトとクワガタ
内容(「BOOK」データベースより)
大きな角をもつカブトムシと、鋭い大顎のクワガタムシ。少年時代、彼らに熱中した男性は少なくないはずだ。カブト対クワガタ、またミヤマ対ノコギリはどちらが強い?意外にも研究が進んでいない彼らの生態を愚直に追い続けてきた孤高の研究者による意外性満載の最新レポート。進化論の研究が進んだいまだからこそわかる、カブトとクワガタのあまりにも面白い生態。

タイトルと、表紙写真だけで泣いちゃう。

山形浩生書評

http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20120628/1340856110

刺客本郷『カブトムシとクワガタの最新科学』:メジャーでとっくに研究し尽くされてると思ったら! 

今更ネタがあるのかと思って半信半疑で読み始めたら、これがおもしろい。カブトムシとクワガタなんて小学生のあこがれだし、すでに研究し尽くされているかと思ったら、まだまだなんだって。

特に本書の大きなテーマは、カブトとクワガタのケンカ! もう小学校時代の定番のネタだけれど、なかなか(テレビでは翌出るが)実際には目にできないもの。子供は、単にカブトやクワガタが弱ってるからだろうと思ってたんだけどさにあらず。遺伝的に、相手の体の・・・・・・・そして実際のケンカの場を見るのもむずかしいので、あまり研究されていない。

著者は、それをあの手この手で実地に検証して研究・・・

アンデウソンvsソネン
D
武田信玄vs上杉謙信

コカコーラvsペプシコーラ

アントニオ猪木vsジャイアント馬場

アルセーヌ・ルパンvsシャーロック・ホームズ

山本一太vs原口一博


そんな、永遠のライバル物語。それが、カブトムシvsクワガタ・・・。