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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

動物三題 カブトムシvsアトラスオオカブト /アライグマvsカワウソ… /アメンボ「ダーウィンが来た!」

カブトムシvsアトラスオオカブト


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アトラスオオカブトvsカブトムシ

※…という役割を振ったが、ヘラクレスすら(同階級なら)日本カブトは圧倒する説も



アライグマvsカワウソ…





ダーウィンが来た!」アメンボ特集

先週の話で、配信なども終わってしまったのが申し訳ないが…

「水面の魔術師!アメンボ大冒険」

初回放送日:2024年6月2日

アメンボなんて珍しくもない、なんて思ったら大間違い!水面を魔法のように飛び跳ね、空を飛び、水中にも潜る!そして弱点は意外にも雨!?身近な虫の想像を超える大冒険!

雨上がりの水たまりに突如現れるのはなぜ?どうして水に沈まない?誰もが知る虫なのに謎だらけのアメンボ。そこで今回、謎多き暮らしぶりをアメンボ目線で大追跡!すると空を飛ぶ理由や、まるでトランポリンのように水面でジャンプするまさかの大技、水中に潜る謎の行動、雨が降ると大パニックになる意外な弱点など、驚きの暮らしが見えてきた。身近な水辺に目をこらし、人知れず繰り返されていたアメンボたちの大冒険に迫る!




…◎撮影の現場から「体長わずか1ミリ!謎の寄生バチを探せ」

さて、気が遠くなるような大海原のウミアメンボの話から、私たちの身近にいるアメンボに話を戻します。番組の主人公となったナミアメンボは、体長1.5センチほど。水面をすばしっこく泳ぎ回るのをカメラでとらえつつ、ピントを合わせるのは非常に困難でした。でも、ロケでさらに苦労したのが、アメンボ最大の天敵といわれるアメンボ専門の寄生バチ・アメンボタマゴクロバチの撮影です。

そもそも、アメンボタマゴクロバチは種名ではなく属名。日本には少なくとも8種類が生息していると見られますが、和名はほとんどついておらず、日本国内での分布も断片的にしか分かっていない謎の多い寄生バチです。ロケ現場でも、どこに生息しているのか、情報が全くありませんでした。水辺で極小のハチらしき虫を見つけられても、果たしてそれがアメンボタマゴクロバチなのか調べる手段がありません。そこで、番組に協力いただいた平山寛之博士のアドバイスのもと、アメンボが産んだ卵を採取してそれがふ化するまで観察し続け、そのうちたまたま寄生されている卵から寄生バチが誕生するのを見届けて、初めて寄生バチがロケ地に生息しているのを確認したのでした。

番組内の寄生シーンの撮影は、体長わずか1ミリほどしかない寄生バチを認識できたところからようやくスタート。超マクロレンズなどの特殊機材を駆使して、何週間もかけてようやく撮影することができたんです。




◎ディレクターのお気に入り「秘技!表面張力トランポリン」
誰でも知っている身近な生きものなのに、謎だらけのアメンボ。その飛行術から、潜水術まで様々なワザを目の当たりにしましたが、私が特に魅せられたのが「表面張力トランポリン」と名付けた、水面からのジャンプ技です。

アメンボは、水面に浮かんでいるので、魚がいる場所では結構な頻度で食べられていると想像していました。ところが、ふたを開けてみてびっくり。取材班が観察をした限りでは、15回ほど魚がアメンボの捕食を試みていたものの、なんとすべてアメンボが回避していたんです。番組でご紹介したように、アメンボは魚が飛びかかる直前、その場から高速ジャンプ!肉眼では瞬間移動したかのような速度で飛び跳ね、魚の攻撃をかわしていた…(略)

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