http://d.hatena.ne.jp/takase22/20120511
03年に「ガイアの夜明け」の「水産王国ニッポン 復活の道は?」という番組に関わり、ノルウェーの漁業がいかに進んでいるか、逆に日本がいかにどんどん引き離されているかを知って愕然とした。
ノルウェーでは最新型の漁船が次々に造られ操業している。(略)シムラッド社」のコンピューター制御で三次元の映像を結ぶ魚探、トロール網を細かくコントロールする機器が搭載され、全ての乗組員に個室がある快適な環境が用意されている。
驚いたのは漁船の中にトレーニングジムがあったこと!ほとんどの作業が自動化されているので、乗組員は運動不足で「体がなまる」というのだ。生産性が高く、漁船乗組員は平均労働者の倍くらいの収入があり、多くの若者が希望する就職先になっている。
3Kの危険な肉体労働のイメージのある日本の漁船乗組員とは雲泥の差だ。この型の船が宮城県塩釜港に寄港したさい、内部を見学した日本の漁民に・・・(略)
真似ができないには、できないなりの理由があるには違いないと思うが・・・人力から機械化へ、といえば日本のお家芸に近いような気もするのだけどね。家族経営とか漁協とか、そういうことも関係するのだろうか。