先週の話なのだが、週刊ポストの連載「噺家のはなし」が『「掟破り」橘家圓蔵−掛け値なしの爆笑王』で最終回を迎えた。自分は速記録というか、小学生向けに活字化された落語本を読むのが原点だったこともあり、あまり個々の落語家の差異を見ないのだが、これはそういう人向けにこそ書かれたような本であった。「夏に単行本化」って遅いよ!実に遅いよ!! 編集者の根性たりないよ!突貫で出してくれ。
吉川潮はインタビュー集「待ってました!」を出版
吉川潮って、落語以外の、例えば時事を論じた単独コラムでは駄目駄目の上にダメがつくほどおもしろくないが(「天下の暴論」なんてそりゃあひどかった)、芸人話には定評がある。
- 作者: 吉川潮
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/12
- メディア: 単行本
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