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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

近藤有己の現在を、どう見るか。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2012/2012012805/5.html

第5試合には1996年1月28日にデビューを果たし、この日がちょうどデビュー16周年となった“不動心”近藤有己が登場。レスリングを武器とする新鋭・永木健二と対戦した。
 昨年からの新天地ウェルター級で新年の快調な出足を切りたい近藤だったが、永木の左クロス(1R)、左ストレート(2R)と被弾してたびたび劣勢に追い込まれ、最後はマウントポジションからマウントパンチの連打を浴びたところでセコンドがタオルを投入。
 衰えか、それとも限界か。36歳となった近藤には、あまりにも厳しい2012年の第1戦となってしまった。

この試合は、本戦の第5試合で、相手選手も有名な一流どころではなく、無名といっていい若手だった。
つい先日も紹介したが

■「目標は『最強』じゃない、ただ闘いたい」…近藤有己の在り方。http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100429/p1

というのは、競技論的にも筋が通っている。第5試合で無名の選手に完敗したら、次は第2試合あたりで、さらに無名の選手と闘えばいい。

ただし、大前提となるのは、元王者の衰えが加齢や技術的な遅れによる自然的なもの、緩やかなものである、ということだ。今回、近藤有己の試合で……あくまでも素人の見た印象でしかないが…その打たれ弱さや、被弾の多さは、往年と比較したときに単純な加齢などによるものなのかどうか。試合は水物だから、そのときどきの体調や、また今回対戦した相手が実は超新星的な才能を開花させて、相対的に近藤が衰えたように見えた、ということなのかもしれんが。


なんにせよ、近藤に往年の強さが無い、ことはもう明らかだ。では全体的にどんな衰えがあるのか、現在のレベルはどんなものなのか…これは一番近いところにいるスタッフが慎重に、そして果断に検討・判断してほしい。本人の意思も重要だが、医学的な判断などもそれ以上に重要なはずだ。

北岡悟twitterより

https://twitter.com/#!/lotuskitaoka/status/163176485270732800
lotuskitaoka 北岡悟(Satoru Kitaoka)
驚きはないけど…。大丈夫なのだろうか?近い周囲の人間はどう考えているのだろうか?最後まで本人の自由っていつまでも思っているのだろうか?

 
大沢ケンジtwitterより

https://twitter.com/#!/kenjiosawa
kenjiosawa 大沢ケンジ
寝れないので選手の引退について少し思うところがあるので自分の考えを。一人の選手が打たれもろくなっていたり、そこのレベルで戦うべきレベルではすでにない場合自分は引退した方がいいと伝えようと思っている。これは言うべきとかそれぞれの自己責任でとかではなく俺自身のスタンスとして、言わないと何か大きな事故などがあった時に言っとけば良かったと思いたくないから。
例えればバイクの運転などがすごい荒い友達に運転気をつけないと事故るぞと言っとかないと何かあった時に言うべきだったと自分をせめそうだから。結局これはその選手のためというより言わなかった自分に自己嫌悪に陥りたくない気持ちから言うことになるので俺自身のために言っているのかもしれない。
自分の考えとしては格闘技で体を壊す人はなるべく出したくないという考えもあるので。引退した方がいいと伝えるか伝えないかも結局自己判断という考えです。

※北岡選手のツイートは流れ的に、近藤選手の話だと分かる。大沢選手のほうは、直接関係があるかどうかは分からない。あまり接点はないはず。