Dropkick(ドロップキック) vol.2【またかよ! 元kamiproスタッフが再集結!!】 (晋遊舎ムック)
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2011/10/20
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この発売を記念して、この前ひさびさにツイキャスがあった。
ひと通り最新号の宣伝が終わり、「じゃあ視聴者から質問を募集します…」ということになったとき、待っていたように「『プロレス復興支援』の前田日明インタビューの感想は?」という、非常に失礼というか無遠慮なことを聞いた視聴者がおりました。
誰だったかは忘れた。
前田日明のインタビュー要旨は以下の通り。
プロレス復興支援―プロレス不況は人災だ!今こそ復興支援のとき! (OAK MOOK 402)
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2011/09/28
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これについてのkamiproスタッフの感想がなかなか興味深かった。
といっても録音やメモとりをしていないので、だいたいの記憶で、ついでに自分的に補足もしつつ(笑)書きます
総合格闘技をkamiproが潰したというのは、逆にいえばこちら(の影響力)をそれだけ大きく評価してくれているということである意味光栄。
前田さんの発想というのは、良くも悪くも一昔前の、団体側、レスラー側がすべての情報をコントロールするというもの。kamiproはそこからはみ出たから気に入らないのでしょう。
でも、そうすることでしか今の時代、本当の団体や選手のすごみは伝わらない。
あの時代(90年代半ば)、Uインターやリングスはコアファンに馬鹿にされていて、パンクラスだけが本物、という扱いだったけど、Uインターは桜庭和志が結果的にあの後台頭したけど、すでに世界のトップレベルだったはず。
しかし、そういうすごみを真に伝えるとなると、公式の表現から「はずれ」ざるを得ない。
典型的な例として、金ちゃん…金原弘光はリングスに移籍後、ガチで連勝を続けた。だけどその凄みは、『リングスの中のガチ』といった話題にスポットを当てざるを得ない。こういうふうな焦点の当て方は、前田さんは認めないだろう。
だから、彼がkamiproを嫌うのはある意味しかたない。
私は、非常に傾聴すべき意見だと思う。
プロレスが原罪、いや現在、リアルファイトと一線を画すなら、そこから「凄み」を受け取るときに、皮を向き内臓を取り出す、そういう「下ごしらえ」が必要となっていく。
一連の柳澤健氏の著作にも、最新の
- 作者: 柳澤 健
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/09/13
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