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Yahoo! Sports によると、75名の元NFLの選手が今週、脳震盪の悪影響について情報を隠蔽していたとして、米NFLに対する訴訟を起こした。NFLでは長年にわたり、脳震盪が負傷を悪化させたり、影響が蓄積することはないと主張していたが、昨年になって、認知症や記憶喪失などの症状につながりうることを認めていた。
米フットボール界にとっては「パンドラの箱」を明けてしまったと報じる向きもある。
もし原告に有利な判決が出れば、MMA選手にとっても無関係では・・・(略)
以前も同ブログから引用し、書いた話である。
武堂を含む、格闘技という文化、ラグビー・フットボール文化のためには「脳震盪・KOの繰り返しで生まれる後からの症状」が無ければいい、のだが、科学的な結果がそうであるのなら、それを認めざるを得ない。
そしてそれを社会の中でどう位置づけるかは、社会の判断でしかないので、そういう点ではこの訴訟は確かに重要だと思われる。
リングドクターを長年務める中山健児氏も「頚動脈を絞められての失神はそれほど怖くないが、殴られて気絶するというのは、正直そのプロセスに不明な点が多い。よく分からない部分も多い」としていた。