上の話を、すこし違う視点で。
総合格闘技「PRIDE」から選りすぐりの36大会をアーカイブ作品として、2月1日(火)より提供します。全作品とも、独自編成チャンネル「ひかりTV STYLE」での放送、およびVODの見放題対象作品として提供します。
これが、入場からノーカットのPPV版なのか(記者会見で聞いてください。音楽の著作権上たぶん無理だろうが)、けちけちしないで全大会放送しろよコラ、などいろいろ言いたいことはあるけれども、仮にそうなった場合を考える。
自分はHDDレコーダーを導入できたのが2004年、PRIDEヘビー級GPからDVDでの録画ができるようになったことを鮮明に覚えている。そこからPRIDE,UFC、K-1、HERO'S、パンクラス、修斗…と録画していくとさ、ぶっちゃけ溜まる溜まるよ試合は溜まる(中島みゆき調)ですよ。
HDDに落とす計画も、2TBのHDDは買ったものの進んでないのが実情だ。
ま、そんなおりに、こうやって過去のコンテンツを回線で好きなときに見られるサービスができてますよね。バンダイチャンネルやNHKオンデマンドもそうだ。
こういうのの月額料金というのも、それなりに無駄な気もするが…発想を転換してみよう。
「もし。自分の録画コレクションを部屋から片付けてくれて、しかも完璧な画質のまま完全に保存。整理もしてくれて、自分が見たいときにはいつでも「これですね」とセッティングしてくれる執事セバスチャン…でも三太夫でもいいんだけど(笑)、そういう人間がいるとしたら毎月いくらぐらい給料を払っていいですか?つう、そういう考えに置き換えることが出来ると。
分かりづらいですかね。
まあ、なんといっても現状は不備もいいところで、たとえばこういうサービスだっていつ中止になるか分からない。調子に乗って「かさばるから」と過去のPRIDEビデオを捨てたらひかりTVの配信は無かったことになっているかもしれない。
NHKオンデマンドだって、わたしゃ何度も言っているが「BSマンガ夜話」や「NHKスペシャル」がすべて視聴可能になるなら、それだけで会員になる価値があるのに、今のところぜんぜんだね。
将来、そんなサービスが出来るのだろうか。技術はどんどん進化するけど、権利の枠組みは変わっていくから、どうなっていくかは分からない。