セーム・シュルトが優勝できずがっかり村のがっかり村長なので、あとは時間がある時にてきとうに。
以下、他のブログではあり得ないだろうが(笑)、シュルト中心に感想。
基本的に、もし本当にフラットなおもいであの一試合について評価するなら、1Rシュルトの貯金で基本的にドロー、延長戦になると思う。だけど、シュルトを取り巻く環境をさすがにここまで見続けたら、判定が基本的に厳しいものになるのは織り込み済み(笑)。会場の雰囲気的にもあれが正解だ。第一、やはり40歳のアーツにあれだけ攻め込まれた時点でよろしゅうないでしょう。
残念なのは、結局シュルトが今まで生き残れたのは判定であってもその尽き、そして前蹴り・三日月蹴りで、明々白々に相手がひるむ、ぐらつくシーンを産んでいたことで、ジャッジもシュルトにつけざるを得なかったことがある。だが今回、準々決勝の京太郎戦でも、その前の1回戦でもそういう大きなシーンが無かった。そういう点では今回は負けるべくして負けたし、仮に延長戦があって厳しかったろう。さらにそこで勝利したと仮定しても、決勝でアリスターには勝てなかったのではないか。
2011のK-1 ?では
なぜに疑問系。
まぁ、2011年にK-1の大会が開かれるとしてだね(なぜに仮定)、そこでシュルトにもう一度モチベーションを上げて復活してもらい、王者の特権「タイトルを賭けての再戦」をやってほしい。よく言われるトーナメントの疲労の差を考えればこっちが本道、というのもある意味正しいし。
これは直接負けたピーター・アーツが挑戦者でもいいし(アーツにしてみればコンディションを整えられるこちらのほうがさらに向いているだろう)、GP優勝者とタイトル保持者の統一戦、ということでアリスターでもいい。
両者とも休養や治療があり、アリスターはMMA(DREAM、ストライクフォース)の日程もあるのでカレンダーの組み方が重要になると思われるが、そこでのシュルト復活を期待したい。
以上、日本で唯一の、シュルト中心にK-1GP2010の感想を書くブログでした。