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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

経済問題2題。

「光の道」是か非か。

最初の最初、佐々木俊尚孫正義が対談(公開討論)したころは話を追っていたが、その後ぱったり情報を仕入れるのを中断していた。そしたら総務大臣の交代もあり、やや「光の道」推進論の旗色が悪くなったらしい?

アゴラ」の池田信夫論文によるとNTT側が反論を開始し、しかも相手政策を「ガラパゴス」と命名するという面白い展開になっているらしいじゃん。
http://agora-web.jp/archives/1136028.html

これまでソフトバンクが一方的に攻めていた「光の道」をめぐる論争に、ようやくNTTが応戦しました。鵜浦副社長が、民主党の情報通信議員連盟ヒアリングで、ソフトバンクの案を「ガラパゴス」と批判したのです。上の図はそのプレゼンテーションに使われたものですが、明らかにソフトバンクの全面広告に対抗したものです。

「グローバルスタンダードかガラパゴスか」というのは、この場合はあまり大きな問題ではないと思いますが、多様なインフラが競争する中からユーザーが選ぶことが望ましいというのは市場経済の常識です。これが総務省のタスクフォースの報告書の基調でもあります。これで議論は決着したと思いますが・・・・・・・

池田氏はずっと消極論で、しかもネット上での露出が多いので、あらためて推進側の論文も読んで比較したい。(孫正義周辺の文章って、個人的に目に入る機会が少ない)


■上から派生して。「破壊的イノベーション」とは?
上リンクから。

……「無線は信頼できない」とか「速度が十分出ない」というのは、かつてソフトバンクADSLに対してNTTの技術陣が言っていたことです。ユーザーは信頼性や速度より安くて手軽なADSLを選んだのです。このように「安くて悪い」技術が「高くて良い」技術を倒す現象を、クリステンセンは破壊的イノベーションと呼びました。

そして今、高速無線がFTTHに対する破壊的イノベーションとなっています。それが「100Mbpsを保証できない」などということは問題ではない。ユーザーにとっての通信の価値は「速度×自由度」で決まる……どのインフラがベストかを決めるのはソフトバンクではなく、ユーザーです。

なるほど「性能は悪いが安い」ものが市場を制覇し、「良いが高い」ものを駆逐していくとしたら、それがまた市場の選択なのだろうな。
ただ、それを価値判断として選択するときに「確かに競争では、悪くて安い技術が市場を制覇する。だからこそ、政策的に『良いけど高い』技術を後押しするべきである」ともいえるのではないだろうか。
しかしそれは税金ということになるから、「果たしてその価値があるのか」はもっと議論が必要になって堂々巡りだけど(笑)

「ソーシャルクーポン」

一度も使ったことないし、1カ月前まで存在も知らなかった。TVのワイドショーで存在を知るという屈辱的展開(笑)
この皮切りになった「グルーポン」。
http://www.grouponw.com/2010/05/blog-post_4381.html

グルーポンとは?
グルーポンは米国の共同購入クーポンサイトです。グルーポンGroupon)はグループ(group)とクーポン(coupon)を掛け合わせた言葉です。要するに共同購入で割引クーポンを達成しようということです。共同購入のパワーにより通常ではあり得ない割引(5〜8割引)が可能となります。

サイト上では割引クーポンの取引(1日1地域1取引)が提示されます。取引が成立するためには、決められた時間内に購入申込者が規定の人数に達する必要があります。購入申込者が規定の人数集まらなければ申し込み自体が無かったことになります

まあツボはここだよね。
割引クーポンが「一定の申し込み者があれば成立、無ければ不成立」というしばりによって数量を保障できる。その分安くできるし、すでに申し込んだ人が口コミなどで勧誘をしていく。
いいアイデアですが、このアイデア自体を独占はできないからそりゃ競争は激しくなるよね。グルーポンが08年11月に生まれて、世界的企業になるまで2年ですよ(笑)、まねっこ企業もそりゃ乱立するわ。

んで
■早くもクーポンビジネスがバブル崩壊(ただし国内)
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/11/post-3b5c.html

だって。
でもバブルが崩壊しても、この企業形態自体は残るのも間違いないから、適宜利用していこう。


上リンク先のコメント欄も面白い。

ソーシャルクーポンの外側でもクーポンの影響で年末宴会相場が破壊的な状態になっていて大変な騒ぎです。クーポン価格が宴会価格の「通常価格」となってしまいました。これに合わせない限り、集客できない。採算割れでもキャッシュフローだけで回っているような店がぼこぼこ現れ、来年2月くらいの外食産業は悲惨なことになっているでしょう。ということでクーポンやっていないところまでクーポン出したところ並みにひぃひぃ言ってる状態です。

Posted by: どれどれ |