【トンガ噴火お見舞】INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「目標を定めた『科学技術レース』で、技術は格段に進歩する」(坂村健)

最初、「板村健」と書いちゃった。毎日新聞も、記事閲覧の登録制が進んだか…

坂村健の目:開発レースのイノベーション
毎日新聞 2013年12月19日 東京朝刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20131219ddm013070011000c.html
 戦争が科学技術を進歩させるとよく言われる。否定したい気持ちにもなるが、確かに…飛躍的に進歩した。
(略)
…市場における会社間の競争という血の流れない戦争…で、資本主義は共産主義に勝った。しかし…(略)そもそも市場が存在しないような分野では、イノベーションを生み出す力が弱い。

 そこで……ゴールを定めたレースによりイノベーションを加速しようというアイデアが出てきた。(略)… 民間で宇宙ロケットを成功させたチームに1000万ドルを与えるという民間財団「Xプライズ」が…レースの高揚感がインセンティブを補う…非常にお得なイノベーション振興策…一般人の興味も引くので、広報面でも有利だ。

 この成功を受け、……米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)の「グランドチャレンジ」。軍用車無人化を目指して04年に賞金100万ドルの無人車走行レースをモハーベ砂漠で催した。完走車は出なかったが、その1年で過去20年より技術が進歩し…日本メーカーが独自にコツコツやってきた研究があっという間に追い越され…災害地での活動能力を持つ人型ロボットの開発レース…参加してきた日本ベンチャーをすぐ買収するなど、車に続きここでもグーグルが……コツコツと進めてきた人型ロボット技術が追い越されてしまいそうだ。

 もちろんどんな分野でもこれでうまくいくというわけではない。勝ち負けがはっきりし、多くの人の関心を呼ぶ−−いわば絵になる素材でないと、やはり関係者が燃えない……科学技術開発レースの大衆ギャンブル化…

なるほどなあ。
そういえば、缶詰め、瓶詰めってナポレオンが募集して生まれた技術じゃなかったっけ。
学研まんが「発明・発見のひみつ」で読んだ。

ニコラ・アベール

ニコラ・アペール(Nicolas Appert、1749年11月17日 - 1841年7月1日)は、フランスの食品加工業者……「細長いびんや広口のびんに予め調理した食品を詰め、コルクでゆるく栓をし、湯煎なべに入れて沸騰過熱し、30-60分後、びん内の空気を除いて、コルク栓で密封する」保存食品の製造法を考案。パリ近郊のマッシーに保存食品製造所を開いてびん詰めの製造を開始する。
この方法でナポレオン率いるフランス政府の新しい食品貯蔵法についての懸賞に当選し、12000フランの賞金を得る。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BC%B6%E8%A9%B0
……遠征における食料補給の問題に悩まされていたナポレオン・ボナパルトによる懸賞に応え、1804年にフランスのニコラ・アペールにより長期保存可能な瓶詰めが発明されたが、ガラス瓶は重くて破損しやすいという欠点があった事から、1810年にイギリスのピーター・デュランド(Peter Durand)が、金属製容器に食品を入れる缶詰を発明した。これにより、食品を長期間保存・携行することが容易になった。ただし、初期のものは殺菌の方法に問題があり、たびたび中身が発酵して缶が破裂するという事故を起こした。これはのちに改良された。また、1833年にはフランスのアンシルベールによって、缶の蓋の周りをはんだ付けし、熱で溶かして缶を開ける方式が考案された。その後、1860年代にブリキが発明されてからは、缶切りが登場するようになった。
缶詰は、初期には主に軍用食として活用された。特に、アメリカ合衆国南北戦争で多く利用された。

ここにも戦争の影が。
「瓶詰め、缶詰めは、呪われた夢だ」ということなんだろうな。
「缶詰のある世界と、ない世界がある。君はどっちの世界に住みたい?」


そういえば、レースだと必要以上に技術が発達する、で、上に出てきたナポレオンのこういう話を思い出した


相手からの反撃を受けて、あまりに危険な攻城戦用の砲台には、革命軍兵士の誰も行きたがらない。ナポレオンは「革命戦士の砲台」と書かれたその看板を即座に書き換えた。

「命知らずの男の砲台」

この看板を見た兵士は「じゃあ、俺が行くしかねえか」「俺だろ」


男は、いや人間は、こんなへんてこりんなモチベーションに命を懸けるのだ。「輝け!科学技術○○チキチキレース!!」となることで、技術がなせか発展しても驚くにあたらないのかもしれない。


とおもったら、今日なんか始まったっぽいな。

災害救助ロボコン、日本が初日首位 米フロリダで始まる
2013年12月21日13時07分
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312210042.html

 【マイアミ〈米フロリダ州〉=行方史郎、高山裕喜】原子力発電所の事故現場など人間が近づけない場所で作業するロボットのコンテストが20日、米フロリダ州の自動車レース場で始まった。初日は日本から唯一参加したチーム「SCHAFT(シャフト)」が参加16チームのトップに立った。