テレビ東京での地上波放送はすでにこのブログでは既出の話(えへん)なので、よかったですねということで。
こちらの新しいニュースを。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20100310-00000014-spnavi-fight.html
・・・UFCは9日、アジアで初となる24時間スポーツ専門チャンネル「All Sports Network(ASN)」と長期契約を結んだと発表した。これにより香港や台湾などアジア11カ国にUFCの映像を配信できることになる。
ASNでUFCの放送が開始されるのは、4月10日にUAEのアブダビで行なわれる「UFC112」から。加えて、過去のUFC名勝負のハイライトや、UFCへの登竜門と言われるリアリティ番組「The Ultimate Fighter(TUF)」の視聴も可能となる。
ASNのトーマス・クレッスナーCEOは、「世界で最も成長著しいスポーツであるUFCを放送できることにぞくぞくしている。私たちの視聴者も必ずや満足することだろう」と興奮を隠さない。
当ブログで、おそらくはずれているらしい(状況はあまり入ってこない)予想として「日本でこれだけ総合格闘技や格闘技が定着した以上、それは韓国でのちに格闘技ブームが起こったように台湾に飛び火し、『台湾格闘技』ブームが起こるだろう」というのがあった、聞くところによると、まず入り口段階としてPRIDEなどの格闘技番組がぶつ切りにされて予告や前宣伝などは何も無く、ただランダムに流されているだけだった・・・というのが4、5年前の現状だった。
今回、世界最大団体による、潜在市場を持つアジア先進国への再挑戦となる。
「たくさんあるスポーツ番組の中の一部」という位置づけは幸か不幸かわからないが、うまく根付けばいいのだが。
そして「ASN」が日本では関係ない、幸と不幸
ASNね。日本ではおそらく縁のない放送局で、今回の放送も縁がない。
日本は、よくも悪くも世界では飛びぬけて豊かな1億人の市場がある。基本的にはずっと独立を保ち、言語も日本だけで通じる言葉。だからどんなものでも基本的に「日本オリジナル」が生まれる。
規模的に小さい、たとえば新興アジア地域などは、ソフトも含め、また香港などは植民地の歴史と英語の関係もあって「世界市場」に直結する。
最近「ガラパゴス化」「パラダイス鎖国」などのキーワードで論じられるような話だが。
何が幸いするのか、失敗の種となるのかはわからない。塞翁が馬でいくしかないか。
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