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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

女子格闘技漫画「鉄風」3巻の最後に登場する、藤井恵がモデル?のキャラクターについて

ようやく3巻を購入しました。
(この作品の詳しい書評 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100317#p1 )
そうしたところ、おや、雑誌の最新号収録の回がそのまま最新のコミックスに収録される「撮って出し」的な方法をとっている。そう望まれるほど結構人気があるのか。隔月刊の「goodアフタヌーン』掲載作品はそういう仕組みなのか。
4話でだいたい1巻になるそうで、つまり1巻分が貯まるには最低で8カ月必要。巻末には早くも「次巻は2011年夏刊行です」とある。
新刊が出ること自体が話題を再生産する漫画界の仕組みから考えるとハンデだが、なんとかさらに評価を高めてほしいものだ。2010年の「このマンガがすごい!」などに登場しないかな。

鉄風(3) (アフタヌーンKC)

鉄風(3) (アフタヌーンKC)

さて、この3巻の最後に登場する、本間三津子という選手がいる。主人公の師匠格になっている、紺谷可鈴(作中女子では最強レベル)に唯一黒星をつけ、「東の女王」可鈴選手と人気、実力を二分する「西の魔女」という設定だ。可鈴のホームが金網で、本間の本拠地となる団体はリングを使う・・・という設定や、

数年前「スマッシュガール」という大きな団体が存在していたが、諸事情により解散…。近年その流れを汲んだこの2つの団体が旗揚げされた

という歴史、あとコスチュームなどから考えるに、この選手のモデルが「メガメグ」ことフジメグなんじゃないかな、とはみんな思うはず。
で、そのキャラクター。

えー・・・。何が言いタイカと言うと、隠さずにぶっちゃけ言います。
「この作者、絵はあんまり上手くないんじゃないかしら」。
よく考えたら、まだ新人王に挑戦か、というキャリアだものねぇ。
 
自分は漫画評で絵は重視しないし、実際技術的なところをほとんどわからないんだけど、かなりの大ゴマで、雑誌では次号、単行本では来年の次巻まで引っ張るために「どやっ!?」と打ち出したんだから野球で言えば全力込めたストレートの速球のはず。
だが、率直に言ってチェンジアップくさいというか、なんか微妙さが漂うように感じました、……という、お話。