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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

世界第2位MMA団体「ベラトール」サムライで放送!その舞台裏をスクープ報道(シュウ・ヒラタ&公武堂TV)

【海外総合】 ベラトール FC 、 10 月 7 日からサムライTVで放送か < gryphon
http://www.samurai-tv.com/hensei/201210.pdf
 
リンク先にあるサムライTV公式サイト「来月(10月)の番組表」で、日曜夜の部分に
7日「ベラトールFC 2012年シリーズ(1)」とあり、おそらくここで放送すると思われます。

ドッギャーン。と擬音を入れる衝撃。・・・本当なら上田勝将勝、フジメグ青木真也などが参戦したときの試合をみたかったものだが、過去を追ってもしょうがない。ベラトール参戦を志す日本人強豪もこれから出るだろうし、それを含めても含めなくともたのしみだ。

さて。
月曜夜の「公武堂TV」放送に、ふらりと昨日、現在「格闘技界でもっとも影響力のある日本人ランキング」1位の人がやってきた。同時間にシュートボクシングのニアライブ放送があり、始めはチャットに集中していなかったのですが、内容のそれぞれが異様に興味深く・・・今回のベラトール放送を初め、裏舞台がよく分かりました。

もともとシュウ・ヒラタは選手以外の、裏方の格闘技関係者が文章を書く中においては、ほぼ飛びぬけて、一番内容が面白い。ライバル川崎浩市氏も面白いが、むしろ彼はだれか構成者というかインタビュアーがいて、その人にかつてのPRIDEやリングスの想い出を中心に語ってもらうほうがおそらく面白いタイプ・・・

また、総合格闘技の中心が日本からアメリカに移ってしまった以上、また「アメリカのTV局の仕組み」などが重要になっている以上、そういう強みもある。シュウ氏は大学でメディア論だったか映像論だったか、そういう関係を専攻していた、とも聞いている。



そのシュウ・ヒラタ氏のチャットを、複数のものをひとつにしたり、他のチャットや画面を読んだ司会・長谷河社長のセリフなど(へのリアクション)も踏まえて構成し、お見せしましょう(許可アリ)

ベラトール、サムライで日本登場!!の舞台裏

hu1968: ベラトールは世界で一番大きいメディアエージェンシーと契約しているので、そこが交渉した筈です・・・shu1968: 何とかモーアとかいう会社、名前失念しました(汗)

まず(わたしが)ベラトールのCEOとマッチメーカーのサムにサムライの担当者を紹介したんですよ。そうしたら、ビョンが、それなら契約しているメディアエージェンシーから連絡させるという事になって・・。
でもわたしは忙しいし、サムライの担当者は英語できるから直でやりとりして、と投げたんです。ですからその後のやりとりは直だったんで、その詳細は知らないんです。 けど決まって良かったと思います。

アイアン選手も来年1月からのトーナメント出場が決まったし、来月はゼンコー選手のセコンドでフィンランドです。


上田将勝はなぜ1試合でリリースされたのか。

「こうなるとベラトールでさらに活躍する日本人がみたくなる」「上田選手を一回の敗戦で手放したのはベラトールの失策だ」という声がありますが、わたしもそう思います。いろいろと言ったんですが、ダメでした......(汗)

あれは、まずプロモーターとテレビの意見がありまして、まず大前提として一回戦敗退の4人から二人はリリースする、と。 別に海外からの渡航費とかは関係ないんです
そうなった時に、あの時まけた4人は
 
前回準優勝のエド・ウエスト、
21歳のブラジル人選手リマ
そして34歳の上田選手
40歳のキューバの選手。
 
そうなると将来性に加えて、今までのベラトールへの貢献度を考えると「準優勝者のウエスト、21歳のリマを残す」と。 これなんですよね.......。でも年長者にとっては早く切ってあげた方が他の団体と交渉できるでしょ?という最後の思いやりなんですよね(笑)。

UFCみたいに少なくとも二回チャンスをくれるのは良いと思います。けどベラトールはまだその余裕が今年は無かったんです。だからチャンピオンのダンテスを他の団体で試合させて失敗しちゃったりするんですよね、まぁ、これは来年になれば変わると思いますが(汗)。コールコンラッドが引退しちゃったところも本当の理由はトレーダーの方が稼げるから、ですからねぇ・・・。そう考えると厳しいですよぉ、まだまだ(汗)
 
スパイクTVの放送開始を契機に大きく変わると思います。少なくとも大会数は増えるので、選手はもっと試合できると思いますし。

上に出てくる「映像・番組の専門商社がある」という話は以前もシュウ氏の文章(インタビューかな?)で聞いたことがあり、『どんなものでも、売り買いを所有者、権利者に代わって行う「商社」という商売は成立するもんだなあ』と感心した覚えがある。確か日本でも「漫画やアニメの『パチスロ化権』だけを扱う商社がある」という話を「日本オタク大賞」のトークで聞かせてもらったな。たとえばこういう商社の実態、日本の格闘技番組は売れるか?みたいな話を格闘技雑誌でも取り上げて欲しいものだ。


この後も
K-1アメリカの反響と将来性
女子格闘技団体「インヴィクタス」と女子MMAの今後、
格闘技団体の映像権の世界的な売買状況・・・・・・など興味尽きないチャットが、シュウ氏があちらでミーティングをするまで続いたのだが、こちらも出し惜しみ(笑)。明日の記事にまとめるか、このまま胸にしまっておくか・・・。それは状況次第。