イブニングは間もなく次号、12日発売なので一応書いておこう。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110308/p2
で書いた予想が残念ながら当たり、メグル君は最後の最後で詰めるスタミナがなく、また相手・加賀谷選手の柔道キャリアが生む底力もあって準決勝敗退に終わりました。
しかし、ラストにミドルキックを、タックルする相手に対して無意識に?変化させてのテンカオを一発!(近藤有己vsサウロ・ヒベイロ、田村潔司vsミノワマン2を想起せよ)この結果、加賀谷はそれでもテイクダウンは成功させてなんとか勝利したものの、大流血によって決勝は棄権し。
かつての幼馴染・山吹木が、結果的には廻の影響によって優勝(決勝は不戦勝)となりました。
準々決勝でその山吹木に敗れたメグルのチームメイト、北村勇大と加賀谷は、大会後仲良く(?)病院で検査。北村は初期のころはメグルにライバル意識、それも自分が一歩リードしていて、またメグルが本気でプロを目指していない点から見下すような態度があったのですが…
「強かったぞ あいつ」
「あたり前だ」
2人とも、本人がいない場所ではこうなる。
居る場所で言ってあげりゃいいのに(笑)。
この「あたり前だ」という4文字のせりふを言わせるために5巻、6巻に及ぶストーリーを積み重ねられる。以前「究極超人あ〜る並みにストーリーが進まない。『お〜るらうんだ〜廻』だ(笑)」などと笑ってしまったが・・・。つまりは、そういうアレでしたねすいません。
でも『お〜るらうんだ〜廻』という表記は個人的に気に入っているのでこれからも使う(笑)
そういえばもひとり、ジムでメグル君に対して陰湿ないじめ…じゃなく明朗ないじめを行う(いじめはかわらんのか)マキちゃんこと神谷真希ですが、1回戦や準々決勝では指導したにも関わらずキックを試合で出さない廻に怒っていたものの、決勝では忠実にミドルを出そうとした(上述の通り、結果的には膝蹴りのようになってしまってミドルとは言い難い)廻に少し評価を改めたようです。
とはいっても恋愛がどうこうとかには発展しそうもなく、最後は「フラグが立つ」どころか「イエローカードをもらう」ようなことにすらなった。
(【追記】この記述について「女心に疎い」とか散々言われたが… http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110520/p1 に続く)
ひょっとしたら、この物語のラストで廻の最強の敵になるのはカラテ幻想の幼馴染・山吹木喬ではなく、ムエタイ幻想の神谷真希であるかもしれないと(笑)。
そんなこんなの「アマ修斗トーナメント編」、6巻が5月発売!!
- 作者: 遠藤浩輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/23
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
その一方で、ええっ、木村紺「からん」が突如終了??なぜだ???
今号は普通に「おもろかったなー。二本立てか」とか読んでいて、欄外のっ口とかは見逃してたのだが…
http://norstrilia.at.webry.info/201104/article_3.html
金春の完敗に切なさを覚えつつも京の完全覚醒にテンションダダ上がりで読み終えたところで「次号、最終回」という衝撃すぎる告知に呆然。
慌てて読み飛ばした作者近況をチェックしたらそこにもこのまんが、次回で最終回です
とのコメントが…。
もちろん冷静に考えれば状況的には明らかに打ち切りな訳だけど京覚醒でついにメンツが揃っていよいよ団体戦モードとまさにこれからってところでなんで、なんで、なんでなんだよ!!!
正直この漫画に関しては終わるとはこれっぽっちも思ってなかった事もあって余計にショックが・・・(略)
この「廻」と「からん」に「鉄風」を加えて「講談社格闘技漫画ゼロハチ組」(全て2008年開始)としてトリオでプッシュしていたのに…主人公のブラジアリアン柔術ムーブの伏線も明らかになってねぇぞ(泣笑)。
この前はとよ田みのるの「友達100人できるかな」も明らかにまだ続く展開が急に最終回を迎えたりしていて、ちょっと個人的にはどないなってるんかな、という気がいたします……というか本当に惜しいなあ。
どこかでの継続などを希望したいところだ。
「からん」も廻と肩を並べ、今月6巻発売だが
なんかポジティブに紹介しづらい・・・
- 作者: 木村紺
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/22
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (12件) を見る