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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

アマゾンの「紹介記事」の分量と凝り方で、その本の担当編集者の優劣が分かる時代(かな?)

こうやってアマゾンから書籍データを紹介するとき、そこの紹介記事も一緒に転載させてもらっているけど、この部分っておそらく、担当編集者が書いているんだと思う。まさか「アマゾン宣伝コピー担当班」とかはないだろう。
んで、ここの文章量はほぼ自由のようだ。
あたくし、この紹介文をずっと見ていて、その編集者の情熱と才能が、この部分でかなりはっきり分かるような気がしてきました(笑)

少なくともここの記述が無かったり、通り一遍でテキトーな文章だったりしたら、それは本の内容に多かれ少なかれ関係しているような気がする。あ、あと、シリーズ物は巻を重ねても最初の紹介文を繰り返すだけ、ってなあからさまな手抜きもあるな。
作者も、常にチェックを。


たとえば格闘技漫画では、悪いほうではなくいいほうの例を挙げると「鉄風」の紹介文はそんなに長くはないけれども「ここで面白さを伝えて、買わしちゃる!!」という情熱がぎらぎら輝いている。

背が高くて性格の悪い女子高生・石堂夏央。眉毛が太くて性格が天然の女子高生・馬渡ゆず子。
ふたりが出会ったその瞬間、女子総合格闘技界に熱く激しい風が吹く!! ブレイク必至のフルスケール女子バトルコミック、第1・2巻同時発売!!
(※1、2巻同時発売だったため、この両巻の文はほぼ同じ)
 
月刊アフタヌーンの新人賞・四季賞で大賞を受賞した著者・太田モアレ氏が満を持してgood!アフタヌーン初号より連載を開始した作品、それがこの『鉄風』です。女子高生・石堂夏央は物心ついた頃からどんなスポーツもこなすことができたが、それと引き替えに毎日の「退屈」を持てあましていた。そんなある日、ブラジルからの帰国子女・馬渡ゆず子と出会い、夏央は格闘技の世界へと足を踏み入れる!
紺谷可鈴のジムに入門し、総合格闘技の技術を習得していく石堂夏央。いよいよアマチュアの試合に出場することになった。全ては馬渡ゆず子と闘うため。だが、以前夏央が道場破りをした空手部の二人・沢村早苗と我如古舞も黙ってはいない。早苗は空手部顧問管野から夏央と闘う技術を習いはじめ、我如古は夏央に野試合を仕掛ける。そしてリンジィ・コルデイロは早くもプロのリングに立つ! 新・総合格闘技漫画、絶好調!
 
馬渡ゆず子を倒すべく、技術を習得していく夏央。ゆず子とリングの上で闘うためには、師匠・紺谷可鈴の出した課題をクリアしなければならない。その課題はアマチュアの大会に出て実績を残すこと。大会に出場した夏央は、これまでとは違う身のこなしを見せ始める。それは、夏央の圧倒的才能が開花を始めた瞬間だった!

鉄風 1 (アフタヌーンKC)

鉄風 1 (アフタヌーンKC)