http://mmaplanet.jp/archives/1277531.html
…低い姿勢で構えた五味が、左を放っていくと、タイ・グリが右を返す、大きなUSコールに後押しされたタイ・グリ。五味が前に出てくるところに右を合わせようとする。
すると、五味の左にローを合わせたタイ・グリの顔面を右が直撃。前方に崩れ落ちるタイ・グリに、五味がさらにパンチを合わせようとするが、もうその必要はない。レフェリーが慌ててストップに入り、五味が全米に、そして日本の格闘技界にも火の玉ボーイ健在を見せつけるTKO勝ちを手にした。
PPV中継ではないため、TVコマーシャルの間、勝利者コールを待つ必要があり、その間、笑顔で手を観客席に振るう五味。「今日がスタートです」という彼の力強い言葉は、米国のファンの大歓声にかき消され、退出時にTシャツを投げ入れる五味の雄姿を全ての観客が追い続けた。
コマーシャルの間、金網に思う存分のぼりまくっていたもんな(笑)。
さて、昨日のエントリでも紹介しましたが
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/
UFCライト級での日本人選手の勝利は、2002年の宇野薫(vsディン・トーマス戦)以来。KO勝ちは初めて。2006年のライト級復活以後、三島・小谷・小見川・K太郎.宇野らが挑戦したが、1勝を上げることもできなかった。その壁をついに破った。しかも、過去の日本人と対戦した選手の中では、五味も対戦したケニー・フロリアンを除けばトップの実績を・・・・・・
ま、そうだ。細かいデータを調べず、俺の単なる印象・イメージ的な話だけど、タイソン・グリフィンはギルバート・メレンデスやジョシュ・トムソンより一段上の大物、という感じがある。
だから、それに秒殺勝利したというのはとてつもなく大きい。もし、最近の実績を基に日本人でランキングを作るとしたら、要は青木真也とトップ争いになるんじゃないの?2008年以降は負けが多いとはいえだ。
それぐらい、五味の勝利は大きい。
んで、五味に対しては近年「五味サイド」問題というのが提起されていた。
このブログを「五味サイド」で検索。
http://twitter.com/kamipro_saitou
……負け惜しみじゃなくて、これは「五味隆典サイド」の敗北だ。
と、言われてた。
だが、結果が全ての世の中。いっきに日本人トップに躍り出る大勝利をしたことで、「青木真也と同格に見られたくない、前のページじゃないといやだ」も、戦極参戦=DREAM不参加も、戦極のトーナメントが「ロード・トゥ・五味」だったことも、今回金髪や入場曲「Scary」などPRIDEにこだわったことも、最初の試合は”気楽なチャレンジ”だったことも、すべては五味にとっては成功だったということなのである。
つまり「五味サイド」はチーム黒船やパラエストラにも劣らぬ、王者を支えるすご腕参謀集団・・・だと。
そして漫画「アバドン」は傑作だ、ということになるのです(笑)。
Abaddon<アバドン>(1) (ヤンマガKCスペシャル)
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歴史はすべて結果から語られるなぁ
この前、小見川道大が煽りビデオの中で高谷裕之を評し「(俺に負けた大晦日から)半年ぐらいで強さがそんなに変わるわけないじゃん」と笑ってました(解説席の高谷は血管ぴくぴく)。
それから考えたら五味はこの前の敗戦から3カ月少々なんだけどね(笑)。
今回は寝技に行ってないこともあるし。
格闘技なんていいパンチ一発が当たれば勝つ。いいパンチを一発受ければ負ける。どこまでいっても最後は結果論だな。
織田信長だって、桶狭間で負けていれば歴史の中では愚将の烙印を押されていただろうし。
岡見勇信
今回のUFC・PPVはtwitterをしながら見ていたけど、本当に劇的に、タイムラインで五味隆典の試合から岡見勇信の試合になったらつぶやきが減りましてね(笑)。私自身はけっこう試合の内容を書き込んでいたが
http://twilog.org/gryphonjapan/date-100802/asc
TLで岡見のつぶやきがない(笑)
五味のときと比べて、あまりに岡見の試合のツイートないのに驚いた(笑) まあしかたないですかね
みなさんの五味:岡見のつぶやき比率を教えてください(笑)。 片方はフルラウンド、片方は1分ちょっとですけどね(笑)
まあ、あまりの緊迫した試合ぶりにだれもキーボードを打つ手が止まっていたのだろう。
岡見がタックルを切りまくった相手は結構タックルのスペシャリスト?
http://twitter.com/booker_k/status/20109401690
ムニョスは何人もTDして来ているのと、ノゲイラ兄弟にレスリングTD教える程の選手です。ただ岡見のフィジカルの強さを舐めていたのか、ああなってしまったのだと思います。@tomuyamukun RT @shingol_ijinden:
「ミルコの柔術の先生」ベンチッチなど”先生系のくわせもの”は何人かいたけど(笑)、それはそれとして岡見はやっぱりテイクダウンを防ぐ力はあるんだろうね。じゃあ岡見にほぼ成功させたチュール・ソネンってのは化け物かいな、と幻想が膨らむ。