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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

世界報道写真展・雑報

※ひとつ上のエントリから続いています。
この写真展の話です(東京は8月6日まで)
http://www.asahi.com/event/wpph/access_tokyo.html

50年以上の歴史を誇る、オランダ・アムステルダムの「世界報道写真財団」が、毎年世界中の報道カメラマンを対象に実施する「世界報道写真コンテスト」の受賞作を紹介する「世界報道写真展2010」が、今年も、東京を始め日本国内で開催されます

イスラエル白リン弾

ガザ紛争?に絡んだイスラエルと中東武装勢力の衝突が「報道写真展」には複数枚展示されていたのだが、「イスラエル白リン弾を使った。その結果、同国の軍人2人が裁かれた」といったキャプションになっていました。
ところがこれ、以前ネット上で「裁かれた」ことの性質をめぐって議論が出ていたことがあったような…(と、あとで気付いた)。
これだこれだ
http://obiekt.seesaa.net/article/140239575.html

うーん、気付いたのは会場を出たあとだったので、その時にちゃんとキャプションのメモでも取るか、図版集を買えばよかったのだけどね(結構お高い)。
この経緯は非常に微妙で、ちょっとの表現の差で間違いになったり、正しかったりする。だからその写真解説は事実関係で言えば間違いだったかもしれないし、間違いではないのかもしれない。

正確に伝えるのはかなわなかったので、これからこの催しに行く人はこの「イスラエル白リン弾」の写真と解説文に注目してください。

ぞうを食べる人々

アフリカ某国の風景として「倒れたぞう(病気か撃たれたかは忘れた)は住民が、たった1日で骨を残して肉をみんなで持ち帰る。2日後は骨もなくなる」と書いてあって、「ビフォー・アフター」ばりに、倒れた象と、住民がきれいに肉を持ち帰って骨だけになっている写真がありました。バラしてるショッキングな映像もありましたが…
わたしは自他共に認めるぞうリスペクトだが、絶対数の少なさゆえに象を撃っちゃったんならまずいね、と思いつつも、ぞうを解体して食べるという行為には何の道徳的嫌悪も抱かなかった。それで「ああ、おれは『ザ・コーヴ』の製作者よりはまともな神経と文化的相対感覚の持ち主だなあ」と安心した(笑)
この「ぞうを食らう」の写真もお勧めです(血や骨が苦手な人は逆に避けたほうがいいけど)

弘兼先生すいません!「マフィアが敵を放置」はリアルだった?

この前「最新の社長 島耕作について」と題しこういうのを書いた。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100625#p6

GPSつき携帯電話を万が一にそなえて中国マフィアのボスが隠し持っていたのはいいとして、すっごく都合よく、偶然に「お前は裸にしてこの荒野に放り出す。まわりには何もないから、気温零度で凍死だぜヒヒヒ(零度でもやばいのかな?)」という処刑のやり方を選択するのがすごいと思った。

一発でも銃弾をぶち込めば死んでいたわけだがな。
ああいうのが普通なの?

ところがこの「世界報道写真展」には、南米の麻薬密売人の写真もあり、実際に対立マフィアに拉致されて手足を縛られた麻薬組織の関係者の姿が。
で、キャプションで「この男はその後、そのまま放り出された」とか書いてあった。
ということでひとつでも例がある以上、上のエピソードをご都合主義的だ、と切り捨てるのもまずいとなったわけだ。弘兼先生、すいませんでした。

日本の写真は「朝の通勤ラッシュ」

いまだに「すっごくめずらしい異国の風景」となっているわけだな、あれが(笑)