http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20100412
こんな本が出ているのを見かけまして、即座に購入してまいりました。
- 作者: 東邦出版,真樹日佐夫
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いま69歳、まもなく70歳となる真樹日佐夫の人物像について、各方面の知人たちが語るという本です。その顔ぶれがとにかく濃厚すぎて。
さて、リンク先によると見出し的にはこんな一言が。
「真樹さんは俺が目指す大人像のひとり」哀川翔(俳優)
リーゼン党党首がこういうのか。
「稽古しないと原稿渡さんぞ、と言われ……」飯塚則子(週刊実話編集者)
論理的つながりがわからん。
「はっきり言って何が本業なのかわからない」ガッツ石松(俳優・タレント・元ボクシング世界王者)
ガッツ石松がいうのもどうかと思うが、まあなあ。
「ストリートファイトをするのが嬉しそうで」添野義二(士道館創始者)
「最前列の来賓席でも焼酎の水割り」浜井識安(極真会館浜井派代表)
「最強者を生み出す力こそが最強」小笠原和彦(蒼天会空手主宰)
「先制攻撃で金蹴りを何回も」佐藤勝昭(佐藤塾塾長)
「賞金はいいだろうっていう話になっちゃって」村上竜司(士魂・村上塾塾長)
「真樹先生の弟子には絶対になりません」松井章圭(極真会館館長)
「いえ、私はSMはけっこうです……」緑健児(新極真会代表)
彼らが誌上とはいえ一堂に会するって何よ。あと緑健児のひとことはなんだ(笑)
「何十年も密かに想っておりました」清田民子(銀座クラブママ)
「映画の中でも本物の酒を飲みっぱなし」栗原早記(女優・クラブママ)
「クラブママ」の談話があるのはおかしいようでもあり、ごく自然なようでもあり。
まあここまでは
わかるんだが。
「東京都の政策は先生の空手道と合致します」大津ひろ子(都議会議員)
「弟子入り寸前のところまでいってたんだけど」猪瀬直樹(作家)
「東京都」の「政策」といえば、少なくともブログやtwitter上でいま一番話題になっているのは築地市場移転でも新銀行東京の今後でもなく、例の「非実在青少年」と規制と表現の自由をめぐる問題。
政策が一致するのはあくまで「先生の”空手道”」と言ってて彼の「作品」ではないらしいが、まったく別物、かけ離れているとも思えん(笑)。
真樹先生の作品と言えば、新条例でも旧条例でも真っ先に規制対象となってもおかしかないような気がするんだが(勝手なイメージ)。
猪瀬氏が相当空手をやった有段者であることはけっこう有名で、佐高信氏も初めて猪瀬氏から書いている内容に対しての反論・抗議を直接受けたとき、近づいてきた氏をみてかなりビビッていたと本人が証言しているし。
かつては弟子入りまで考えた男と、条例で対決する猪瀬氏、これも闘いの定めだろうか(いいかげん。第一センセイ・真樹がこんな規制に反対しているかもわからんし)
それはともかく、やっぱり吉田豪氏はここにからんでいて、ロングインタビューをしているそうな。