編集手帳紹介の詩を記録（3月21日、23日、24日付）

編集手帳が現在「コラムの絶対王者」である理由のひとつは、この自由自在の詩句・箴言の「引用力」にあることはいうまでも無い。

読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第17集〉 (中公新書ラクレ)

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

上で紹介した、3月23日のもの

歌川豊春辞世の一首
〈死んで行く地獄の沙汰(さた)はともかくも跡の始末は金次第かな〉
作者未詳の歌
〈死んだとて知らせてやれば来にゃならぬ　つい忘れたとうっちゃっておけ〉

３月21日付

税金に関する外国の箴言
〈この世で最良のものは無料であることだが、政府は絶対に課税する方法を見つけようとする〉

3月24日付。民主党・生方議員の解任だ撤回だの話から

幸田露伴に一句〈長き夜をたゝる将棋の一ト手哉(ひとてかな)〉
（ああ指さず、こう指していれば…と悔やまれて寝つけない夜を詠んでいる）

長き夜を　たたる前田のワンパンチ。
横浜アリーナの試合で、相手のローを警戒していれば･･･

生方氏の解任といえば昨日午後？どこかのラジオで上杉隆氏が「もともと撤回される流れは決まっていた。大騒ぎしすぎ」とか語ってたな。でも、そうだとしたら、撤回前にそもそもこんな騒ぎを起こさなければよかった気がするのだが。