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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

気になる本を一気に紹介

井上譲二『「つくりごと」の世界に生きて・プロレス記者という人生』

「つくりごと」の世界に生きて-プロレス記者という人生

「つくりごと」の世界に生きて-プロレス記者という人生

http://miruhon.net/news/2010/03/post_663.html

・・・氏は、こうも言う。「プロレスの持つ独特の性質から本当の事が書くことができなくなってしまっており、一般のライターが特に真剣勝負ではない!という前提において書いた著作の方が面白かったりしたものであったりする」、と……。そして「今や私自身が、肝心な事を書き記して見せよう」という決意が本書には漲っているようだ・・・

宝島社から出ている。同社のGK金沢「子殺し」は面白かったから、これも期待大

【コメント欄より】

id:fullkichi1964 2010/03/24 06:27
『「つくりごと」の世界に生きて・プロレス記者という人生』面白かったですよ。とくにUコスモス出場のデュアン・カズラスキーとそのプロモートをしたバーン・ガニアとの逸話は最高でした。「こっちはシュートでもいいんだぜ」と言ったのはむしろガニアの方だったという・・・カズラスキーのギャラ(これが衝撃!!安くて・笑)と合わせ、チェックオススメです。

西原理恵子人生画力対決

西原理恵子の人生画力対決 1 (コミックス単行本)

西原理恵子の人生画力対決 1 (コミックス単行本)

http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20100322

ビッグコミックスぺリオール」に連載中の『西原理恵子人生画力対決』の単行本第1集が発売されました。藤子不二雄A先生との対決回も収録され・・・

俺がはてなキーワードを作った「俺の本」(※なぜ?)なので応援。下手のトップ争いをするためにしりあがり寿福本伸行と対戦し、レジェンド藤子不二雄A松本零士をひとのみ、そしてラスボス浦沢直樹と・・・までは載ってないと思うけど、どこまで収録されているのかな。

コロコロ版まんが道こと、「ハムサラダ」復刻版

藤子不二雄物語ハムサラダくん (別冊エースファイブコミックス)

藤子不二雄物語ハムサラダくん (別冊エースファイブコミックス)

http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20100320

 藤子スタジオ最初期のアシスタントだった吉田忠氏が「コロコロコミック」で連載していた『藤子不二雄物語 ハムサラダくん』が、今月20日松文館より豪華ワイド愛蔵版として発売になりました。全1巻、A5判、1890円(税込)。
(略)・・・2007年にマガジン・ファイブより完全版上下巻として復刊されたばかりなのですが、今年になって松文館より再復刊・・・

おいおい、なつかしいじゃねーかバカヤロウ。
2007年に復刊されたほうは「レジェンドコミックスシリーズ」だって。
http://www.daimokuroku.com/?index=2-1-34
みなもと太郎版「ハムレット」は知っているけど。

島田裕巳「葬式は、いらない」

葬式は、要らない (幻冬舎新書)

葬式は、要らない (幻冬舎新書)

3月23日付 編集手帳

 江戸の浮世絵師、歌川豊春に辞世の一首がある。〈死んで行く地獄の沙汰(さた)はともかくも跡の始末は金次第かな〉。心にかかる「跡の始末」とは残していく借財か、あるいは葬儀のことか◆作者未詳の歌もある。〈死んだとて知らせてやれば来にゃならぬ つい忘れたとうっちゃっておけ〉。二首の歌を引くまでもなく、葬儀を営む側には、費用の心配と、参列者をわずらわせる申し訳なさとがつきまとう◆宗教学者島田裕巳氏の『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)が売れているという。送る身、送られる身、思案する人が多いのだろう(後略)

島田氏といえば、上にも書いたオウム事件どん底にまで突き落とされながら、筆一本で復権したどてらいやつ。このテーマの選定も、幻冬舎らしいえげつなさで、今、このテーマでだせば確かに売れるわなぁ。これに関連した話をブログで書いてたのに、これでいま、一冊本を出すってのをなんで思いつかなかったんだろ…・・・、とか、俺は書籍の企画者でもなんでもないのに悔しい。漠然と、この表題に近いことを考えていたからかな。
そして、相変わらず編集手帳はうまい。

俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘い(作者: 烏賀陽弘道, 西岡研介

俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘い

俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘い

烏賀陽氏はオリコン裁判、 西岡研介は「マングローブ」によって訴えられた。
オリコンのほうは正直関心ないけど、「マングローブ」はゼロ年代ノンフィクションのベスト10に入る緊迫の作品だし、大企業がノンフィクション報道を訴えるという問題についても興味深い部分はある(それが不当だというのもまた一方的な意見だとは思うが)。この前発刊されたばかり。