上の谷口ジロー漫画で思い出したが
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20100304
今週号には『孤独のグルメ』新作が掲載されています。今回の井之頭五郎は、なじみのない信濃町で偶然見つけたペルー料理店に・・・(略)・・・かしい人物の再登場もあり、例によって五郎は定食を二食分食べるなど健啖家ぶりを発揮、食材をダブらせる伝統芸も健在。
※かつての単行本は、2008年に新装版が出たんですね
- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: コミック
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紙屋研究所から二題
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/egahetananoni.html
『サナギさん』で知られる施川ユウキの「マイまんが道」。と、もろもろの小作品群。
いろいろあるんだけど、ファーストキス体験するシーンがいいよ。
施川が専門学校に通い始める。しかし友だちがあまりできない。さらに女性とはうまく話せない。〈高校はほぼ男子校みたいなところだったので、彼女ができないのを環境のせいにしていたがついに実力が試されるのだ〉(p.7)というわけで・・・(略)え!?絵が下手なのに漫画家に? (ヤングチャンピオンコミックス)
- 作者: 施川ユウキ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: コミック
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※うん、たしかに絵がこの人はヘタだ。ただ、「サナギさん」は魁!クロマティ高校にも通じるような、「どうでもいいことをぐじぐじと考えて笑いにする」面白さはたいへんなものだった。実力派ではあるが、それが自伝漫画を書くとは。
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/thermae-romae.html
『テルマエ・ロマエ』は古代ローマの浴場設計技師のルシウスが、現代日本の風呂へタイムスリップしてしまう物語である。
公衆浴場、個別の浴場、露天風呂……とエピソードごとにルシウスは設計にゆきづまり、そのたびに現代日本のふさわしい場所へタイムスリップする・・・
※「まんがはじめて物語」的な感覚になじんでいるわれわれの世代のほうがより自然に楽しめるかも。
見本の1話だけ読める宣伝版を読んだ限りではおもしろそうだった。
- 作者: ヤマザキマリ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: コミック
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http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/
(略)・・・舞台は伊豆の山奥。廃業し立ち退きを迫られている温泉旅館に住む父(作家志望のダメ人間)と小学生の息子。そこにやってきたのが東京から逃げてホームレスになっているゲームプロデューサー(ウソつきのダメ人間)と、トウのたった自殺志願のネットアイドル(もちろんダメ人間)。彼らが出会ったとき、限界集落の温泉旅館再生の一大プロジェクトが始まる!
疲弊した地方再生に、ネットとオタクを利用しようというアイデアにまずぶっとびました。(略) このプロデューサーのキャラクターが抜群にいい。「ウソで飯くってたんだ」と自負・・・・・・
※口八丁手八丁で、なんいか怪しげなことをやって、失敗しては責任も取らずに逃げていく・・・てな人たちの、そのピカレスクぶりというのは、当事者じゃなければ大変面白いものであって、たとえば映画「キングコング」(最新のやつです)の前半部とか、またこっちは無意識の無責任さではあるけど「エド・ウッド」とか・・・・・・
そういうものと同じ系統であるなら、面白いものになっているかもしれない。
- 作者: 鈴木みそ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: コミック
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