いまツイッター(twitter)を見ていたら、みんなカーリングを見てたのでおどろいた。
自分は実際のところ、今回の冬季五輪って(上にはタイトルにしたけど)1分見たかどうか。興味ないものでも否応なく目に入る話題ってあるけど、今回はその話題のほうも首尾よく目や耳にはいってこない。
はてなのホッテントリや「列伝スレ」でやっと興味を持つようになった。
576 :愛蔵版名無しさん:2010/02/17(水) 21:12:40 ID:???
ベルトをユルユルにずらせ、
もっと舌打ちして
うるさそうな顔をしろっ!スノーボーダーは
いまどきの若者で
良識の敵だったんだっ!
あとから写真をみたら、「地下足袋にほっかむりして唐草模様の風呂敷をかついだ泥棒を、とんがったメガネをしたご婦人が『わたしのおフランス製の宝石が盗まれたザーマス!』と追いかけていく」ような、あまりにも絵に描いたような風貌とファッションだったので、それが異様にウケたという。あとで謝っただ応援を自粛しただ文部大臣がコメントしただとかは果てしなくどーでもいい。この選手はメダルをとるかもしれない、ってことだが取っても取らなくてもどーでもいい。
というより、いつやるのか分からない(もう終わっていたら失礼・・・だがtwitterで騒いでないからまだだと思う)。
さて、やっと本題なんだけど、まあタイトル通りだな。
フォーマルのときはなお今も、シャツは中に入れることになっている。それはそれでいいわ。
だけど、フォーマルじゃないとき、シャツを中に入れるのはダサさの象徴になっている。あのなんだっけ、「渡る世間は」の子役は、それを逆手にとって「今どき、どんなときでもシャツを外に出してると落ち着かない流行おくれの子」というキャラクター造形で売ったのだ。
それはわかるんだけど、
いつからそうなった?
なんとなく、これはどこかで変わり目を測定できるような気がするんだが・・・古いテレビドラマや少女漫画などを年代順にたどっていくと、つかめそうな気がする。
70年代は、おそらくなかっただろう。やはりバブル時代?かしら。
あと、世界的にはどうなっているんでしょうか?これはハリウッド映画などを見てみるとわかるのかな。アメリカ限定かしら。
とまあ、世の中をこういう「民俗学」(って言っていいのか?)的にみると、本当にいつから、どうやってこういう重要な変化があったのかってあらめて言われると分からない。それとも俺がファッションに関するエントリーを無理してかいているから、わからない状態になっているのか。
「シャツのINがダサくなったのはXX年から。○○○が言い出して、それ以降ダサくなった!」
とだれか分かりますでしょうか。
そういえばこの「ダサい」も、当初は一過性の流行語かと思われたが生き残ったな完璧に。
ちなみに、ちょっといい話なのだが、全日本プロレスの選手は全員、この「シャツの裾の外だし」を厳禁されていた。
禁止していたのが、馬場元子さんだったというのが実にどうも、上の「ほっかむりに唐草の風呂敷のどろぼう」のようにセルフイメージを裏切らない話である。
「急に いろいろ あってね・・・ごめんなさいネッ」
- 作者: 馬場元子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/02
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
プロレス「地獄変」 (別冊宝島 1630 ノンフィクション)
- 作者: 原田久仁信
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/05/23
- メディア: 大型本
- 購入: 5人 クリック: 137回
- この商品を含むブログ (61件) を見る