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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「先天的な筋肉異常肥大」が格闘技漫画に登場。ブログを元ネタと紹介して話題に

あの漫画を紹介するというのはブログの品位に関わるので
ちょっと苦虫を噛み潰すしかないが木多康昭喧嘩商売」の話題だ。

最近、もう無理だろーと思いつつまだまだ幻想は壊れないのか、「現役の横綱」が新キャラクターで登場。
だが「特に理由は無い 横綱が強いのはあたりまえ!」で済んだ時代は64代目が終わらせたので、喧嘩商売は「この横綱が強い理由」を説明しなければならなくなった(笑)
この理由に挙げたのが“ミオスタチン関連筋肉肥大”だ。


http://rate.livedoor.biz/archives/50386369.htm

生身の肉体が超人的な強靭さと超人的な運動能力を併せ持つ。そんな超人たちの神話や伝説が古来から世界各地で語り継がれてきた(略)とても実在するとは思えlず、実在の人物の場合も大げさに脚色されているだけであるかに見える。だが、最近の医学的発見により、われわれ人類の中には、ごくまれに“超人”が生まれることが明らかになってきた。
米国ミシガン州ルーズベルト・パークにリアム・フックストラちゃんという現在1歳7ヶ月の男の子がいる。彼の体重は10キロほど。米国の標準を下回っている。彼の体には脂肪がほとんどない。その代わり、筋肉が普通の子供より40パーセントも多い。腹筋は見事に割れている。そして、後述するように、その肉体は驚くべき強靭さを持ち、常識破りな運動能力を持つ。

・・・ミオスタチン関連筋肉肥大”(myostatin-related muscle hypertrophy)と診断されている。これは、いわば遺伝的に引き継がれた“超人的体質”なのだ

こうやって実例とか医学用語が入ると、うーん確かに興味も説得力も増す。これがうまい作家の系譜、というのもあったね。考えると面白いだろう。
で、今回この漫画は「同ブログが元ネタ」と明記。同ブログは、今まで何度も無断でパクられてきたので感謝したいと書いている。
http://rate.livedoor.biz/archives/50938620.html
フェアであると同時に、これはリアリティを増すことにもなるから双方よしの好判断だろう。


ブログ内では、他のエントリもある。

“超人”は実在する ― 現時点で100人の存在を医学的に確認、うち1人は心臓疾患が自然治癒し生後5ヶ月で十字懸垂
10歳のリアル筋肉少女登場 ― その幼さで、しかもウェイトトレなしで筋肉が見事に発達した彼女も“現存する超人”の1人なのか?

ロッキーシリーズやオーバー・ザ・トップが受ける中2病蔓延期、筋肉トレも流行るけど、やっぱり個人差ってあるよね。
いや、大体そんなことを言う前に努力したのかってのが通常だが。

しかし、医学用語は無いとはいえ、数十年前に「バイオレンスジャック」で同じアイデアを描いていた(正直、喧嘩商売はその変形かと思ってた)永井豪って・・・・想像力か、知識か、ともかくただもんじゃねえ。

余談。「現在最凶の漫画家」とは?

http://beatarai.blog90.fc2.com/blog-entry-1603.html

さて、このコミックスの冒頭は必ず「最強の格闘技は何か?」とのプロローグから始まってます。そしてショートエピソードの後に「今現在 最強の格闘技は決まっていない」で締めくくるのがお決まり。今回は巻末描き下ろし漫画にこのセルフパロがありました。そのタイトルは
 最凶の漫画家は誰か?

・白いワニが見える漫画家
・条例を犯して終了する漫画家
・法にふれて長期休載する漫画家
・なんとなくやる気がでないから(以下略)

・・・この漫画を、実力はともかく「素行不良につき道場を破門」扱いにして、格闘漫画のランキングから俺が外している理由も分かるだろうよ(笑)