イラクへの自衛隊派遣や復興支援が話題になったとき、「日本の援助でイラクにかつて存在した湿原を復元させよう。大規模な土木事業だから失業者を吸収し、治安安定にもつながる」という話があったのを覚えている人はいるだろうか。
なるほど面白い話だと思ったし、なにしろ砂漠地帯というイメージのあるところだから印象も大だった。この事業の調整中、外交官がイラクで殉職していたはずだ。
そして、その後。
http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2009/09/no_670.html
・・・しかしその後、日本政府が具体的な協力をした、という話はあまり聞かない。それでも自然の力は偉大だ。いまではイラク南部の湿原地帯は、相当復元しているようだ。(略)背の高い川岸の草が2メートル以上にも伸び、川のあちこちにある小島や川岸を、スッポリ覆うようになったのだ。
いやあ麻生太郎は、シツゲンにはそうとう協力したんじゃないですかね(笑)
ま、そんな話はともかく。めでたくも自然は戻り、湿地は回復した。
この草むらを麻薬業者が利用し、密かにイラク各地に、外国から麻薬が持ち込まれるようになった
と、いうお話。