INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「任天堂Wiiは、ジムの存在を脅かしている」・・・たしかにWiiで強くなることは可能かも?(公武堂TV)

毎週、眠気に負けて途中退場が続いた公武堂TVだが、今日は22日に時間の余裕があることもあり、けっこう遅くまでいました。

そこで、修斗やDEEPのアマチュア大会や、社会人も多いアマ選手はどう怪我なく練習するか・・・という話題で、わたしが冗談で「Wiiでボクシングゲームをやりこんだら、強くなるかもね」とチャットに書いたんですよ。
そしたらDJの2人が、「いや、でもWiiのせいで経営が厳しくなったスポーツジムってありますよ」「実際にジムに影響してますよ」とおっしゃる。

うーむ、それはちょっとありそうな、なさそうな。いややっぱりありそうな。
そういえば最近読んだ「チャンネルはそのまま!」のあとがき漫画で、作者(佐々木倫子)がWiiでテニスをやっていたらあまりの激しさに胸部の軟骨を骨折したという話が載っていた。(胸部軟骨の骨折は、堀江ガンツ氏が前田日明氏に殴られたときの被害と同じです)

チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

体力はやっぱり、Wiiでその種のスポーツゲームをやれば、やらないよりはつくよね。それは納得できる。
そしてボクシングか。はじめの一歩か何かが出ているんだっけ?
いや、話は本格的な話じゃなくて、ふつうの中学生とか高校生とか あるいはサラリーマンなんかを想定している。
やはりボクシングは表層でいえば、相手のパンチを当たらないようにかわして、こちらのパンチを当てるという”ゲーム”の一種で、しかも中学生や酒場のサラリーマンレベルで言えば、KOパンチを持つ必要もなく(KOしたら逆にやばいっしょ)、当てっこレベルで優位に立てばそれでいいような気がするんですよ。
わたしなんかの目標はいい加減で「日本で同年代の男性を二分割して、強いほう/弱いほうにわけて、強いほうに入れればいいなあ」というぐらいの目標しかない(できれば上/中/下の「上」に入っていればいうことなし)であります。
Wiiのボクシングゲームで高得点を挙げる、というのは、実践(やる側)において、このレベルで格闘技を捉えるような志低い人としては、十分に実用性のある「修行」なのではないか。実際に痛みを知らないでどうするとか、痛みを知って人にもやさしくなれるとか、ゴルフでもテニスでも太陽の下、風を感じてやらないといけないんだとか、そういう部分は当然あるとしても、「相手のパンチを当てず、こっちのパンチを当てる」という一番ひっくいレベルのリアリズムとしては、それで十分なのではないか、と言われたらそうかもしれない。


わが子にWiiを与えずのびのび自然の中でわんぱく小僧に育てたら、Wiiのゲームばっかりやってた引きこもり少年に的確に打撃を当てられ、この前のミルコ・クロコップ並みに戦意喪失・・・なんてこともあるかもしれんのですよ。まさにリアルホーリーランドだ。


自分がWiiを今後買うとしたら、以上のことを言い訳にしようっと。